タレントのりゅうちぇる(24)が11日、自身のツイッターを更新。「男は化粧せず男らしく、女は静かに女らしく」というコメントに対して持論を展開した。
この日、「男は化粧せず男らしく、女は静かに女らしく、それが日本の美徳だろとコメントをいただきました」と切り出したりゅうちぇる。「そう思う方はそれで良いと思いますが、僕は思わない」と自身のスタンスを述べた上で、「日本は、おもいやり精神の強い美しい国だと誇りに思っています。その優しいおもいやりを、多様な生き方や、個性的な考えには何故寄り添えないの?残念」と疑問を投げかけた。
枠にとらわれない個性的なファッションと歯にきぬ着せぬ物言いで、若者たちを中心に支持を集めているりゅうちぇる。そんな彼だからこそ言える“魂の言葉”は多くの人々の胸を打ち、投稿から約1日で3万件超のリツイート、22万件超の「いいね」が押される大反響となった。
さらに、このツイートをきっかけに「もっと自由に生きられる世の中になってほしい」「いろいろな考えがあっていい」「男らしくとか女らしくってなんだろ」「自分の正義を人に押しつけるのは良くないよね」といった議論もSNS上で盛んに行われている。
息子に「リンク」と命名したり、妻と息子の名をタトゥーで刻むなど、独自の道を突き進んでいるりゅうちぇる。だが、多様性を体現し続ける彼のような存在こそ、新時代の“おもいやり精神”のカギになっていくのかもしれない。
男は化粧せず男らしく、女は静かに女らしく、それが日本の美徳だろとコメントをいただきました。そう思う方はそれで良いと思いますが、僕は思わない。日本は、おもいやり精神の強い美しい国だと誇りに思っています。その優しいおもいやりを、多様な生き方や、個性的な考えには何故寄り添えないの?残念
— RYUCHELL (@RYUZi33WORLD929) December 11, 2019
※画像はりゅうちぇるのツイッターかアウント『@RYUZi33WORLD929』より