安倍晋三
安倍晋三

「桜を見る会」問題の逆風も、なんのその。安倍晋三首相が、とんでもない野望を抱いているという。「国会議事堂に自身の銅像を設置しようとする企みがあるんです。国会の中央広間には、四隅に伊藤博文、大隈重信、板垣退助の3体の銅像が設置されています。これは大日本憲法発布50年を記念し、1938年に作られたものですが、残る一つの隅には、台座はあるが、銅像はありません。これは、4人目を選べず、将来に持ち越されたためともいわれています」(自民党関係者)

 日本で最初の内閣総理大臣を務めた伊藤、議会政治確立に尽力した大隈、国会開設を求めて自由民権運動を起こした板垣――。いずれも歴史上の偉人ばかりだ。「安倍首相の通算の在職日数は、11月20日で2887日に。これで、日露戦争時の内閣総理大臣としても有名な桂太郎を抜き、単独で憲政史上最長となりました。さらに、憲法改正がもし実現すれば、日本の政治史に名を刻む総理となります。こうしたことから、安倍首相の取り巻きなどは“次の銅像になるのは安倍先生ですよ”などと、半ば本気で持ち上げているそうです」(前同)

 これに対して安倍首相は、「 “そんなわけはない”と笑い飛ばしているようですが、まんざらでもないようです。『桜を見る会』でも芸能人らと写真に収まる目立ちたがり屋なところもありますから」(同)

 ちなみに件の銅像は、永らく国会見学の“名所”とされてきた。「これまで国会の見学は自由でしたが、銅像の撮影は禁止されていました。しかし、11月8日からは規制が緩和され、撮影が解禁されたんです。まさかとは思いますが、安倍晋三像の設置への足がかりだったりして……」(同)

 総理を退いた後も、“新名所”として目立つ魂胆か。とはいえ、忘れてはならないのが、もし銅像が作られるとなれば、その費用は我々の税金であることだ。「『桜を見る会』問題は、首相と昭恵夫人の推薦者が約1000人も呼ばれるなど、まさに税金と国家権力の私物化と言えます。そのあげく、証拠は隠滅とやりたい放題。銅像設置も安倍首相ならやりかねません」(野党議員)

 税金ドロボーの安倍首相が銅像になるという話は、国民感情からすると、とうてい受け入れられない。さらに、首相としての資質を疑う答弁も波紋を呼んでいる。「4月の『桜を見る会』終了後、すぐに名簿を廃棄できなかった理由の一つは、担当職員が“障害者雇用で短時間勤務だった”ためと述べたんです。あたかも自身の不祥事を障害のある職員になすりつけるかのような発言に、批判が殺到しています」(全国紙政治部記者)

 どうにも言い逃れが目立つ安倍首相。銅像は悪計と言い訳を “考える人”のポーズがお似合いか!?