二宮和也(嵐)
二宮和也(嵐)

 “ジャニーズ物件王”として知られるのが、11月12日に元フリーアナウンサーの一般女性Aさん(38)との結婚を発表した二宮和也(36)。

「ハリウッドにも進出するなど、俳優としての才能も抜群の二宮ですが、“趣味は貯金”と語るように、お金のほうでも才能豊か。両親に2億円相当のマンション1棟をプレゼントし、この3月には都心に建つ3億円の超高級マンションを購入するなど、ジャニーズタレントの中では不動産の達人として名前をとどろかせています」(芸能記者)

 そんな二宮もビックリするかもしれないのが、テレビ業界の驚きの様変わりなのだ。

「テレビばなれ」が加速し、苦境にあるテレビ業界。中でも視聴率低迷に苦しんでいたのがフジテレビだ。長年続いた『笑っていいとも!』や『めちゃ×2イケてるッ!』も終了し、近年は広告収入の減少も止まらない状況にあるという。

 しかし、フジテレビは映画事業が好調で、昨年夏に公開された、山下智久(34)主演の映画『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ救命救急-』。興行収入は93億円と、2018年公開の邦画でナンバーワンを記録。今年2月公開の『翔んで埼玉』も、興行収入31億円を突破する大ヒットを記録し、今年度の決算は黒字となった。

 だが、制作会社関係者はこう言う。

「決算黒字の要因は映画事業と言われていますが、最も黒字を出している部門は、実は不動産だといいます。フジテレビが属する『フジ・メディア・ホールディングス』には、ラジオ局のニッポン放送や、レコード会社のポニーキャニオンなど関連企業が多数ありますが、賃貸ビル経営や不動産賃貸および売買を行う関連企業の業績が絶好調なんです。

 ボーナスもグループでの業績が考慮されるということで、不動産事業が大きな黒字を記録したため、フジテレビ局員のボーナスもよかったのではないかと、業界関係者の間ではささやかれています」

 昨年3月の『週刊現代』(講談社)によると、フジテレビのみならずTBSも不動産事業が好調で、2017年3月期の営業利益198億7800万円のうち、不動産事業の営業利益が77億3600万円。TBSの利益の約4割が不動産事業だという。

「TBSの不動産事業はほとんどが東京・赤坂に一極集中していることから、TBSのことを“赤坂不動産”と揶揄する声もあるほどですね。

 ただ実は、視聴率が低調気味のフジテレビとTBSだけではなく、視聴率ナンバーワンの日本テレビもここ最近、土地を買いまくって、不動産事業を拡大しているというんです。日本テレビは東京・汐留の日本テレビタワーに本社機能を置いてますが、かつての本社であり、現在、日本テレビ番町スタジオがある麹町周辺の土地を買いまくって、再開発に取り組んでいるそうです。日テレはテレビ朝日と視聴率三冠を争っているテレビ界の“勝ち組”のはず。なのに局の上層部は不動産事業に躍起になっているようで、やはりテレビ事業だけではもう、テレビ局はやっていけないということなんでしょうか……」(前出の制作会社関係者)

 本業のアイドル活動、俳優業をしっかりやり、物件を買っていた二宮も、ここまで大胆なテレビ局の“不動産転業”にはどぎもを抜かれているかも?

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