橋本マナミ
橋本マナミ

シリーズ「アイドルと結婚できる職業」

第20回 医師

 11月下旬、元ももいろクローバーZの有安杏果が結婚を発表した。相手は、以前から交際を公表していた男性で、彼女の担当の精神科医だとされる。

 また、その直後にはタレントの橋本マナミが結婚をブログで発表。その相手は勤務医だと報道された。

 独身女性にとって、知性と盤石な経済的基盤を兼ね備えていることが多い医師の男性が、結婚相手として魅力的に思える率が高いことは想像に難くない。これは、女性アイドルや女優にとっても同様なのだろう。医師は“アイドルと結婚できる職業”の一つであることは間違いないのである。

 なにしろ、アイドル史上最大のビッグネーム・松田聖子は、通算3度結婚しているが、そのうち2度目と3度目の相手が歯科医なのだ。聖子は、97年に俳優の神田正輝と離婚した翌年に、通院していた歯科医院に勤務する6歳年下の歯科医と再婚。この時、記者会見で相手との出会いを「ビビビっと来た」と表現したことから、「ビビビ婚」と呼ばれた〈*〉。

 しかし、その結婚生活は2年半ほどで破綻。そして12年、50歳のときに2歳年下の歯科医と再々婚している。蛇足ながら、その苗字からわかるように、神田沙也加の父親はいずれの歯科医でもない。

 80年代デビューのアイドルではほかに、Winkの相田翔子がいる。その相手は、父親が元自由民主党衆議院議員の相澤英之、母親が往年の美人女優・司葉子だという実家の太さを誇り、現在は原宿駅近くで美容皮膚科の医院の院長を務めている人物だ。

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