川口春奈
川口春奈

 合成麻薬・MDMAを所持したとして逮捕・起訴された女優の沢尻エリカ被告(33)。沢尻の逮捕を受け、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、沢尻が演じる予定だった帰蝶(濃姫)役に川口春奈(24)を起用。12月初旬から再撮影に入っているという。

 急遽の抜擢にもかかわらず川口は「時代劇は初挑戦で、帰蝶という役柄を大切に、大胆かつ丁寧に、そして芯のあるさまを、全身全霊で演じさせていただいています。帰蝶は知れば知るほど奥が深く、激動の時代を生きた姿は皆さまに共感していただけると思いますので、ぜひともご覧ください」と、しっかりと意気込みを語った。

 また、制作統括の落合将氏も「川口さんの背筋の通った凛とした立ち姿は、まさに信長の妻として織田家を率いていく風格に満ち満ちていました。またその吸い込まれそうな大きな瞳は、どんな困難にも立ち向かうことのできる意思の強さを表現していただけると思いました」と、川口の演技に期待を寄せるコメントを出している。

「急なキャスティングでしたが、川口はNHK大河ドラマという大きな舞台で存在感を示しているようです。川口はデビュー当初、彼女に大きな期待をしていた所属事務所からのプッシュもあったのか、2011年の『全国高校サッカー選手権大会』の7代目応援マネージャーに就任したり、2012年の映画『桜蘭高校ホスト部』では初主演を務めたりと、“清純派女優”として順風満帆な道を歩んでいました。

 ところが、実は川口自身は“アーティスト志向”で、事務所の売り方に不満を感じていたともいいます。過去には突然、髪の毛を茶髪に染めてきて、事務所の人間を困惑させたこともあるそうです」(芸能プロ関係者)

 川口といえば、11月19日発売の『FLASH』(光文社)が、総合格闘家の矢地祐介選手(29)との熱愛を報じたことも記憶に新しい。

「恋愛面でも奔放で、徐々に事務所からのプッシュはなくなったといいます。そして、ここ最近では同じ事務所に所属する杉咲花(22)の活躍が目立っていました」(前出の芸能プロ関係者)

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