小泉進次郎、滝川クリステル
小泉進次郎、滝川クリステル

 ニッポンをにぎわせてきた芸能ニュース。2019年、本サイトで話題になった記事を月ごとにプレイバック。今回は9月のニュースの中から、多くの人に読まれ、世間を騒がせた記事BEST3を振り返ります。

3位 嵐がマッチを公開処刑? 不審者も出たジャニー氏「お別れの会」事件簿

 7月9日に亡くなった、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏の「お別れの会」が、9月4日、東京ドームにて執り行われた。

「東京ドームに入る際、撮られても構わないという芸能人は取材陣の前を通って入場していました。撮影NGの人は、別の関係者口から入場したようですね。まず、10時30分頃でしょうか、元シブがき隊の“フッくん”こと布川敏和(54)が、姿を現しましたね。その後、登場したのが、当初“欠席するのでは”と言われていた郷ひろみ(63)。彼が姿を現した際には、現場のカメラマンたちが一斉にシャッターを切っていました」(前出のスポーツ紙記者)

 その後、舘ひろし(69)、真矢ミキ(55)が入場し、11時過ぎには薬丸裕英(53)も姿を現したという。その後、献花を終え、囲み取材に応じられる芸能人は、取材会場内に設けられた囲みスペースで順次取材に応じたという。

「今回、『A』『B』『C』という3つ囲みが作られたんです。『A』が最もスペースが大きいメインの囲みで、井上公造さん(62)をはじめとする芸能レポーター、女子アナ、カメラマンも大勢いました。『B』が二番目に大きいスペース。ここにもたくさんの記者やカメラマンがいました。『C』は『A』と『B』にあふれてしまった参列者が取材を受けるスペースというような意味合いでしたね」(同)

 12時10分頃から献花を終えた芸能人がちらほら出てきたという。

「『A』ではみのもんた、『B』では和田アキ子(69)、『C』では武田鉄矢(70)が、まず取材に応じていました。その後『A』で爆笑問題の2人、『B』では元光GENJI大沢樹生(50)、『C』で元ジャニーズタレントの中村繁之(51)が。爆笑問題の取材が終わったところで、タイミングよく、フッくんが現れて『A』で取材に応じ、その後『A』で川崎麻世(56)が話していました。その後、しばらく間が空いて現役のジャニーズタレントたちが現れたんですよ」(同)

 まず、『B』でKinki Kidsの堂本剛(40)と堂本光一(40)が取材に応じ、しばらくして『C』に近藤真彦(55)が誘導されたという。

「ジャニーズ事務所幹部でもある近藤が『C』スペースで取材を受けることに、現場取材陣の間でも“マッチが『C』でいいの?”とコソコソ話されていました」(同)

 その直後、の5人が姿を現したという。

「嵐は、空いている『A』に、当然のように誘導されました。嵐が姿を現した瞬間、取材陣は『A』エリアに殺到。カメラは50台ぐらいあったんじゃないでしょうか。嵐の登場で、ただでさえ寂しいマッチの『C』から、さらにカメラマンが『A』にごっそり移動。『C』はより寂寥感が漂う感じになっていましたね……」(同)

 囲み取材時には“不審者”も出現。

「囲み取材をするでもなく、現場にただただたたずんで、ずっと携帯をいじっている男がいたんです。不審に思った現場スタッフが男に対し“ちゃんと受付通りましたか?”と問い質す場面がありました。

 男は名刺を提示していましたが、『Oジャーナル』という聞いたことないような媒体の記者でした。後で調べたら実在するようでしたが、スタッフの方が“上の人間に確認してきます”と、現場を離れた瞬間、男は猛ダッシュで逃げていったんです」(前出の別のスポーツ紙記者)

 大物芸能人、ジャニーズOB、現役ジャニーズタレントと、多くの参列者が詰めかけた「お別れの会」。残った者、去った者、皆が一同に会することができる場を提供したジャニー喜多川氏の偉大さが、改めて感じられる会になったようだ。

(2019年9月5日配信)

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