香取慎吾(新しい地図)
香取慎吾(新しい地図)

 12月20日発売の『週刊文春WOMAN』(文藝春秋)で、元SMAPで現在は『新しい地図』として活動する香取慎吾(42)が、ロングインタビューに応じている。

 香取は2020年1月1日にリリースする1stアルバム『20200101』(ニワニワワイワイ)についてや、来年に迫ったパラリンピックについて、新しい地図としての活動など、これまでの思いも交えつつ話している。

 さらにインタビューでは、ジャニーズ事務所が新しい地図の3人を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会の調査が入ったことについても触れている。

 8月、『5時に夢中!』への稲垣吾郎(45)の準レギュラー出演をマツコ・デラックス(47)が拒否したという報道もあった。当時、マツコを直撃した『週刊文春』(文藝春秋)本誌では、「だって、テレビ局は使いたくないんだもん。SMAPじゃなくなった3人に魅力を感じますか?」というマツコのコメントを掲載している。

『週刊文春WOMAN』は、地上波に出られないことについても香取に質問しており、香取は「“悔しい”という思いよりも、“新しい道を歩むってこういうことなのか”って思ったかな」と回答。さらに「あの記事のおかげで、30年以上前に芸能界で最初に夢を持った頃の気持ちに戻された。謙虚になると同時に、純粋に奮起できた」と、『週刊文春』の記事のおかげで初心を思い出したと語っている。

「これはもう100点満点で200点の回答ですよね。当時、マツコへの批判の声も噴出したデリケートなこの記事について、逃げることなく正面から受け止め回答。地上波に出られないことをネガティブにとらえず、前向きに新しいことに挑戦するという、香取らしいポジティブな受け答えで、ファンも香取のこのコメントを聞けて嬉しいのではないでしょうか。タレントとしての器の大きさを感じさせる、まさに“スターの対応”だったと思います」(芸能記者)

 一方で香取は、「例えば、昔は新曲をリリースすると、歌番組に出ることが当たり前で、“えー、どれとどれに出るの?”って出られることの有り難みを全くわかっていなかった。今は夜中の歌番組をなんとなく見ていて、“自分の曲、ここで歌いたいな”と思ったりもします」と、音楽番組に出たいという思いも語っている。

 12月12日発売の『週刊文春』では、毎週必ずジャニーズタレントが出演する音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、新しい地図は出演することができないとも報じている。

「昨年4月に草なぎ剛(45)と香取のユニット『SingTuyo』で楽曲をリリースした時期の酒の席で、香取は“何でMステ出られないんだよ~”と漏らしていたといいます。『週刊文春WOMAN』のインタビューでは、“夜中の歌番組に出たい”と香取は話していますが、『Mステ』に出演したい、というのが本音なのではないでしょうか。

 番組で司会を務めるタモリさん(74)と香取は、長年にわたって『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で共演していましたし、毎年正月には香取と草なぎがタモリさんの家に訪問することが恒例になっている。芸能界の恩人であるタモリさんと『Mステ』で共演したい、という思いは強いでしょうね」(前出の芸能記者)

 200点満点の受け答えをしつつも、『Mステ』への未練もうかがわせた香取。1月1日のソロアルバム発売、そして年末年始の地上波復帰のタイミングで、来年は新しい地図の快進撃が見られることを期待したい!

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