クロちゃん(安田大サーカス)
クロちゃん(安田大サーカス)

 12月18日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、安田大サーカスクロちゃん(42)のアイドルプロデュース企画『モンスターアイドル』の1時間スペシャルが放送された。

 18日の放送では、沖縄合宿の最終日の模様が流され、最後の脱落者が決定し、候補者16人の中から勝ち抜いた、アイカ、ナオ、ミユキ、ハナエの4人が、アイドルグループ『豆柴の大群』としてデビューすることも明らかになった。

 デビュー曲『りスタート』の作詞作曲はクロちゃんが、サウンドプロデュースをBiSやBiSHなどの楽曲を手がける松隈ケンタ(SCRAMBLES)が担当。19日に発売されたデビューCDには、クロちゃんのプロデューサー「続行」、「解任」、「解任&罰」の3種類のジャケットがあり、各バージョンの売れ行きでクロちゃんの処遇が決まることになるという。

「19日発売のデビューCDはバカ売れで、オリコンデイリーシングルランキング、断トツの1位です。12月25日の『水曜日のダウンタウン』は2時間スペシャルで、一部は生放送で、CDの売り上げが発表になります。候補者の女の子たちにゲスの極みを尽くしてきたクロちゃんですから、十中八九、一番売れるのは『解任&罰』バージョンになるでしょう。だからおそらく、25日の放送ではクロちゃんのプロデューサー解任と罰ゲームが下される、という面白い番組内容になりそうですね。

 ただ一方で、今回の『モンスターアイドル』企画で、クロちゃんの致命的なまでの潜在視聴率の低さが露呈しまいました……」(制作会社関係者)

 11月6日の『モンスターアイドル』初回は、平均視聴率8.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前週の7.6%と同じ水準を保ったものの、11月13日の2話目では5.6%に急落。11月20日の3話目も5.7%と視聴率が上がることはなかった。

「『モンスターアイドル』企画の初回から2話目で、視聴率が2.4%とレギュラー番組では普通ありえない落ち方をしています。これは、初回を見た番組をいつも見ている視聴者が、クロちゃんの気持ち悪さに強烈な嫌悪感を感じて、チャンネルを合わせることを拒否したからでしょう。そして、12月18日放送の『モンスターアイドル』1時間スペシャルも、メンバー決定やデビュー曲の詳細が明らかになるなど、さんざん事前にあおったにもかかわらず、視聴率は6.1%と、前回から0.4ポイントしか上昇しなかったんです。『水曜日のダウンタウン』でクロちゃんの企画を放送すると、SNSは盛り上がりますし、ネットニュースにも取り上げられて話題にはなります。また、今回のように企画から派生した商品も売れるでしょう。しかし、視聴率は上がらない。

 18日の放送で、スタジオにクロちゃんが現れた際に、出演者のみちょぱ(21)が、“ガチで気持ち悪いから”と引きながら発言していましたが、あれが一般的な女性視聴者の本音なのではないでしょうか。周囲でも“本当に生理的に無理!”という女性が多数いました。今後は、『水曜日のダウンタウン』に限らず、クロちゃんが画面に出てきたらチャンネルを変える、という女性も少なくはないでしょうね」(前出の制作会社関係者)

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