■後輩パワハラ報道のTKO木下

 複数のメディアで後輩芸人へのパワハラ疑惑が報じられたのは、TKO木下隆行(47)。

 事の発端は昨年6月。事務所の先輩である、お笑いコンビ・よゐこ濱口優(47)とタレントの南明奈(30)の結婚パーティで、会を仕切った木下が、参加した芸人から会費を徴収。しかし、パーティの費用は結局、濱口がすべて支払ってくれたという。にもかかわらず、木下は集めた金を返金しなかった。

 それを後輩芸人のオジンズボーン・篠宮暁(36)に年末のライブでイジられたところ木下が激怒。楽屋でふたを開けていないペットボトルを投げつけ、篠宮の左目に直撃させてケガをさせたと報じられた。

 さらに10月1日発売の『女性自身』(光文社)では、数年前のある番組で「安田大サーカスクロちゃん(42)が木下をイジる」というドッキリ企画を行ったところ、木下がクロちゃんに激怒し、収録後の楽屋でクロちゃんに土下座させ、革靴で頭を踏みつけていたと報じた。

 加えて10月3日付の『FRIDAY DIGITAL』でも、木下が、お笑い芸人の“闇営業”問題で、芸人と反社会的勢力のパイプ役を担ったとされる。カラテカ入江慎也(42)と懇意にしていて、入江主催のクラブイベントなどで、未成年と思しき女性をナンパしていたという報道もあった。

「騒動が落ち着きを見せつつあった11月に入ってからも、『週刊女性』(主婦と生活社)が、木下が立ち上げた洋服ブランドの展示会に来た後輩芸人が、何も買わずに帰ろうとすると“何も買わへんの? ウソやろ?”と木下に迫られ、“服を押し売り”されると伝えています。連日続いた報道に、さすがの木下も反省しているといいます。

 木下については、年内は事実上の休業状態で、新規の仕事を受けてこなかったそうです。業界内では、“木下にはまだ明らかになっていないスキャンダルがある”ともささやかれていて、万が一、新規の仕事を受けたあとに、新たなスキャンダルが発覚したら、トラブルになったり、最悪、賠償金が発生する可能性もある。木下の所属事務所はそういった事態を恐れて、新規の仕事を入れていなかったようです。年が変わって2020年になれば、徐々に復帰していくのでしょう。ただイメージは地に落ちましたし、スキャンダルも完全にクリーンになったわけではない。木下は、お笑いだけでなくドラマ出演など俳優業もしていましたが、元の状態に戻るのは極めて難しいでしょうね」(女性誌記者)

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