木村拓哉
木村拓哉

 12月29日、元SMAP木村拓哉(47)が主演を務めるドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)が、ついに最終回を迎える。

 12月22日に放送された第10話の平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。最終回を前に、堅調な数字をキープしている。

 同ドラマは、パリでフランス料理店を開店し、2つ星を獲得したものの、慢心や事件によって店も仲間も失った木村演じる天才シェフの尾花夏樹が、鈴木京香(51)演じる早見倫子と出会い、東京で、3つ星レストラン「グランメゾン東京」を作ろうと奮闘する姿を描く。

「放送のたびに話題を呼ぶ『グランメゾン東京』ですが、ドラマがクランクアップしたのはなんと12月23日だったようなんです。最終回の6日前に撮影を終えて、それから映像を編集することになるわけですから、これはかなりギリギリのスケジュールですよね。

 ドラマで登場する料理はすべて木村が自分で本当に作るなど、細部にわたって木村のこだわりが光る作品になっているという報道もありました。そのため、このようなギリギリのスケジュールになってしまったのではないでしょうか。ただ、その分、最終回の仕上がりも楽しみですよね」(ドラマ制作会社関係者)

 第10話では、冨永愛(37)演じるグルメ雑誌編集長の告発で勤めていたレストランを去ることになった、Kis-My-Ft2玉森裕太(29)演じる平古祥平を、木村演じる尾花が「グランメゾン東京」に誘う場面が描かれた。また、ミシュランの審査を前に、尾花やライバルたちが新メニューの開発に懸命に取り組んでいた。

 いったい、最終話はどのような展開になるのだろうか?

「そのヒントになりそうなのが、12月23日夕方に目撃された、クランクアップの現場です。木村が撮影を終えたのは、千葉県・松戸にある老舗洋食店。ここは第8話に登場した、木村演じる尾花の師匠のレストラン『浪漫亭』のロケ地で、鈴木京香もその現場にいたというんです」(前出のドラマ制作会社関係者)

 現場に居合わせた人が、貴重な“生キムタク”証言を語ってくれた。

「やっぱりオーラがすごかったです。野次馬が店の周りにすごい勢いで集まってきて、けっこうな数のスタッフが“撮影しないでください!”と必死に壁を作って止めていました。そんな厳戒態勢の中でも、木村さん本人はクランクアップのときに渡される花束を受け取ったあと、わざわざ周囲に手を振ってから、よく見えるように車の助手席に乗り込んで行きました。

 車の後部座席に乗れば野次馬からも見られないのに、助手席に座ってくれるあたりが、キムタク流のファンサービスじゃないかなと(笑)。外はもう暗かったけど、グラサンもしてたと思います。やっぱりかっこよすぎるわ! って思いました」(40代男性)

 さすがキムタク、というべきか。

「最終回の予告では、ミシュランの発表を神妙な面持ちで待つレストラン『グランメゾン東京』の面々の姿がありましたが、そこに尾花はいなかった。尾花はみんなと離れ、会場の外でひとり座っているんです。

 もしかしたらですが、ミシュラン3つ星獲得を確信した尾花は“やるべきことはやった”と、自ら店を去って、師匠の想いに応えるため『浪漫亭』を継ぎ、再び自分の道を模索する……といった内容になっているかもしれませんね。そして、『浪漫亭』に鈴木京香さんもいたということですから、ミシュラン3つ星を、倫子が尾花に報告しに来た、という展開なのかも……」(前同)

 木村のこだわりが詰まったドラマ『グランメゾン東京』。12月29日の30分拡大版の最終回が今から楽しみだ!

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