今年でデビュー20年目を迎える、グラドル界のレジェンド・熊田さん。自身38冊目となる最新写真集の裏話から、今後の展望まで、ズバリ話してくれました!
――昨年2月に37作目写真集『gm37』をリリースし、3児の母とは思えぬ極上ボディを披露して話題になりましたが、この1月27日には38作目となる『情愛』を出されるんですね。今回は、どんな内容なんですか?
熊田 “ゴージャス”と“生活感”との二面性を意識しました。“ゴージャス”は、シースルーの布をまとってビーチを歩いたりの非日常で。
――では、“生活感”は、リアリティのある熊田さんってこと?
熊田 そうです。古民家の畳を箒ほうきで掃いたり、エプロンをつけてキッチンに立ったり。
――もしかして?
熊田 水着エプロンです(笑)。15年ぶりくらいに着ましたが、当時と違って、今は日常で料理をしているので、コスプレっぽさがなくなったかも。
――お気に入りのシーンは、どれですか?
熊田 19歳からグラビアをやらせてもらっていますが、若い頃は水着姿で靴下をはくことに違和感がありました。でも、年を重ねるたびに“水着に靴下”の良さが分かってきて。なので、その辺りを見てほしいですね。
――ほうほう、どんな良さに気づいたんですか?
熊田 完全な姿ではない、未完成な雰囲気の良さが分かってきましたね。それに、靴下は生活感を出すためのアイテムでもあるんです。今回は靴下を3パターン用意して、現場のスタッフが満場一致で、「この靴下がいい!」というのを選んではきました。
――靴下への謎なこだわりが分かりました(笑)。
熊田 いい感じに所帯染みていて、実家に帰ってきたときのような、匂い立つ靴下です(笑)。
――全体的に“人妻感”が出ていそうですね。
熊田 人妻に寄せたわけじゃないんですけど、自然とそうなっているかも。作品を撮る前に必ずスタッフさんに“結婚指輪は外しますか?”と聞くんですが、今までも今回も、ずっとつけるようにしていますしね。
――そんな“人妻”な面もありつつ、3人の子どものお母さんでもあります。今日は、お子さんたちはどうしているんですか?
熊田 長女は小学校で次女は幼稚園、1歳の三女は母親が見てくれていて、さっき、“お昼寝したよ”って連絡をくれたところです。
――やることや考えなきゃいけないことが増えて、母親って本当に大変ですよね。
熊田 そうですね。今、何が一番大変かといえば、日々の段取り。長女を下校後に習い事に連れて行って、次女は母親に預ける前に公園で目いっぱい遊ばせなきゃで、三女は予防接種が何時からあって……とか。でも、私の家族も夫の家族も近くに住んでいて頼れるので、ありがたいですね。
――熊田さんは手を抜かないイメージがあるから、頑張って完璧にこなしそう。
熊田 全然抜いてますよ。面倒くさくなったら、ご飯はお惣菜や出前に頼ったり、焼くだけの魚を常にストックしています。
――SNSを見ると、休日はいつも、どこかに子どもと遊びに行っていて、すごいですよ。
熊田 近所の公園や児童館も多いですよ。
――近所の公園で突然、熊田さんに会ったイクメンパパは、驚くんじゃないですか? パパ友にモテるでしょ~?
熊田 いえ、全然(笑)。普通に、○○ちゃんママ、○○ちゃんパパとして接していますよ。