４８グループの星たち
ＳＫＥ４８チームＥの野々垣美希は２０１６年１１月、ＳＫＥ４８の８期生としてお披露目され、２０１９年１１月２９日、卒業公演を行った。この３年間のアイドル人生を振り返っていく。
■ＳＨＯＷＲＯＯＭを活用して８期生で合格し、ＳＨＯＷＲＯＯＭで知名度を上げる
野々垣美希は１９９９年１０月７日、愛知県に生まれた。２０１４年、ＳＫＥ４８の７期生オーディションを「ＳＫＥが好きだから」と軽い気持ちで受けた。だんだんと受かりたいという気持ちが強くなったものの最終審査で落選した。１５歳のときだった。後藤楽々、小畑優奈（ともに卒業）らが注目された期であった。
２年後の２０１６年、８期生オーディションに再チャレンジ。今度はオーディションの内容に全力を尽くした。特にＳＨＯＷＲＯＯＭ配信（ネット上で展開される仮想ライブ空間）を頑張った。インコを飼っているため、ときどきインコとともにＳＨＯＷＲＯＯＭに登場した。見事合格し、１１月１９日に行われた「ＳＫＥ４８ ５９人のソロコンサート」昼公演でお披露目した。１７歳のときだった。
翌２０１７年１月、研究生「ＰＡＲＴＹが始まるよ」公演出演を経て、４月からの研究生「青春ガールズ」公演初日メンバーに選出された。ユニット曲は『禁じられた２人』を矢作有紀奈（矢作萌夏の姉・２０１８年卒業）と担当した。
この年行われたＡＫＢ４８第８回選抜総選挙（沖縄で開催）では圏外となったものの、同時に行われていた「ＡＫＢ４８ ４９ｔｈシングル 選抜総選挙 × ＳＨＯＷＲＯＯＭ」という配信イベントで６位を獲得し、「ＳＨＯＷＲＯＯＭ選抜」として『プライベートサマー』というオリジナル楽曲がシングル『＃好きなんだ』にミュージックビデオとともに収録された。翌年にも同様な企画で６位となり、『“好き”のたね』という楽曲が収録された。
大西桃香（ＡＫＢ４８）、中井りか（ＮＧＴ４８）、福田朱里（ＳＴＵ４８）ら同様ＳＨＯＷＲＯＯＭを通して知名度を上げていった「ＳＨＯＷＲＯＯＭ世代」の一人であった。
