■やはりお肉はタンパク源
タンパク源といえば、やはり肉。松方弘樹の「カツサンド」、加山雄三や緒形拳の「ステーキ」、三船敏郎の「豚汁」と、肉にタンパク源を求めがちだ。しかし、「牛や豚などの肉は大腸がんのリスクを高める」(安中氏)という。
一方、加藤茶や王貞治、このほど他界した宮辰夫らがラーメン好きな点が気にかかる。「ラーメンで心配なのは塩分ですね。塩分摂取の基準目標値は1日8グラムまでですが、スープを飲んでしまうと、それだけで超えてしまう恐れがあります」(牧氏)
食生活では食べ方も大事。「たとえば朝食です。朝食抜きにする人もいますが、1週間の朝食回数が少ないと、脳出血のリスクが高くなるというデータもあるんです」(安中氏)
スターたちの中では、タモリや所ジョージらが、きちんと朝食を取っているようだ。
逆に早食いはマイナス。「とにかくスターといわれる人たちだけあって、一部の人を除き、カロリーの高い物が好きですね。一般の人がスター並みの食生活をしていると、まず会社の健康診断で引っかかります」(前出の田沢氏)
胃袋も代謝能力も、それだけ“ビッグ”ということなのかもしれない。