木村拓哉
木村拓哉

 1月3日放送の『VS嵐2020 賀正 新春豪華3時間スペシャル』(フジテレビ系)に、俳優の木村拓哉(47)が初の出演。のメンバーが萎縮しているような場面が続いたところ、それに違和感を覚える嵐のファンから批判の声が相次いだ。

 この日、木村はババ抜き最弱王決定戦“BABA嵐”に参戦。開始前のトークで、ロンドンブーツ1号2号田村淳(46)が「木村さんと話す機会あるんですか?」と嵐のメンバーに質問すると、櫻井翔(37)は「ないですね」と答え、嵐のメンバーでは、大野智(39)がジャニーズJr.時代にSMAPのツアーでバックダンサーをしていたぐらいの関わりしかないと明かした。

 それを聞いた田村が「だから5人とも緊張してる(わけだ)」とニヤけると、アンタッチャブル山崎弘也(43)は「こんなしっかりとした嵐、久々に見た」と嵐のメンバーにツッコみ、スタジオの笑いを誘った。

 そして“BABA嵐”の予選が始まり、木村は櫻井らと対戦することに。対戦前、木村の印象について聞かれた櫻井が「オンでもオフでも“木村拓哉”です。楽屋にあいさつに行ったとき、(映画やドラマなどの)作品の中で見る状態でお会いするっていう感じです」と、緊張しながらコメント。松本潤(36)も同じようにかしこまりながら、「前に緑山スタジオで同じ時期にドラマやらせていただいたことがあるんですけど、やっぱりごあいさつ行ったときにすごい緊張します」と話し、木村の存在感の大きさを語った。

 続いて、相葉雅紀(37)も「憧れの大先輩」だと木村に対する畏敬の念を吐露。さらに「僕がジャニーズJr.に入るきっかけは兄さんたちなので。(テレビ番組で)兄さんたちと一緒にバスケットがしたいと思って僕は応募したんですよ。“3on3”を以前ずっとやられていたじゃないですか。あれに憧れてジャニーズに入ることができたので、(ババ抜きじゃなくて)できればバスケットがしたいです」と冗談を交えながら木村への憧れを語り、出演者たちを笑わせた。

 そんな嵐のメンバーについて、木村が「パワーのある、結束力がすごくあるグループだなっていう印象が非常に強いですし、各々がちゃんと各々を感じ合ってグループを前に進めているなっていう印象です」と語ると、櫻井たちは神妙な面持ちでその話に耳を傾けていた。

 こうした木村のレジェンド然としたふるまいに、視聴者から称賛の声が上がっていた一方、木村をヨイショするような場面が続いたことに違和感を覚える嵐のファンが続出。ネット上では「木村拓哉よいしょばっかりで無理。最後の新春のVS嵐なんだよ。なんで来るんだよ」「木村先輩中心の空気感になっちゃったね。あそこまでヨイショする必要ないと思うけどな~」「話題作りのためにキムタクと嵐を関わらせようとするのやめてくれ。5人とも一気に萎縮しちゃってかわいそうすぎ」などといった木村や番組制作サイドへの批判の声が相次いでいた。

 木村は1月4日、5日に2夜連続で放送されたドラマ『教場』(フジテレビ系)の“番宣”もあっての出演だったが、活動休止を控えた嵐の姿を1分でも多く目にしたいファンにとっては、歓迎されざるゲストだったようだ。

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