■笑わない男が打ち上げの席で……

 一方で心配する声も上がっていたという。ゲスト審査員として登場した上沼恵美子(64)は、関ジャニ∞に対して「出世したな」と声をかけるなど、相変わらずしゃべりでは絶好調だった。

「審査員席は舞台よりも2~3段高いところになって、審査員のみなさんは階段を昇り降りしなければならなかったんです。ただ、上沼さんは自分の脚ではその少しの階段を降りることができなかったようで、お付きの方に手伝ってもらっていたんです。元気いっぱいでしゃべりは達者な上沼さんですが、もしかしたら今、脚がちょっと悪いのかもしれないのかな、と心配になりましたね……」

 1月6日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、打ち上げの席ではまず最初に『浅草キッド』を披露したビートたけし(72)があいさつを行い、「(紅白の)ギャラが2万円だった」と話し、会場は大爆笑だったという。

「打ち上げ会場には、カウントダウンコンサートに行かなければならないジャニーズ以外の出場者がほぼ全員来ていたので、ギュウギュウ詰めでした。たけしさんのあいさつを皮切りに、出場者全員に問答無用でしゃべらせていくんですが、一番印象的だったのが、TRFのDJ KOOさん(58)です。あのキャラそのままに、“イェイ! イェイ! 紅白最高!!”と、めちゃくちゃ短いあいさつだったのですが、いかにもKOOさんらしくて、みんな笑っていましたね(笑)」

 打ち上げの席には、ゲストだったラグビー日本代表のメンバーたちもいたという。

「打ち上げは、TBSの『オールスター感謝祭』みたいな感じで、食べ物の屋台が出て、みな好き好きに取りにいくんですが、会場の中で特に目立っていたのがラグビー日本代表ですね。何より体格が違いますから。

 会場の真ん中に丸テーブルがあって、高級なフルーツが並んでいたんですが、メンバーたちはその丸テーブル周辺で談笑していました。ただ、“笑わない男”こと稲垣啓太選手(29)だけは、何回見てもいつもの仏頂面でした(笑)。カメラは回ってない場所なのに、本当に笑わないんだなあと」

 チコちゃんの手を引く優しさを見せた、ナインティナインの岡村も打ち上げに参加していた。

「打ち上げ会場では岡村さんは、超イチャイチャしていたんです! ただ、イチャイチャのお相手は武田真治さん(47)。岡村さんが武田さんの頬っぺたをゆっくり叩くみたいな動きをしたり、互いに相当嬉しそうな様子。『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)メンバーって本当に仲がいいんだなってちょっと感動しました。ギュウギュウ詰めの会場の中でも、2人のイチャイチャぶりはかなり目立っていましたよ(笑)」

 視聴率はイマイチだった2019年の紅白。しかし、裏側ではさまざまな楽しいやりとりが繰り広げられていたようだ。2020年の紅白では、どのようなことが起こるのか、今から楽しみだ。

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