元AKB48でタレントの西野未姫(20)が1月6日放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)で、人生初の胃・大腸内視鏡検査を受けたところ、大腸に心配な症状が出ていると診断された。
今回の放送は、“新春! 芸能人余命宣告SP”と題し、芸能人が人間ドックで体のすみずみまで検査を受け、その結果からプロの医師団が余命をズバリと宣告していくという内容。
まず、番組スタッフが西野の両親に取材すると、西野はストレスが溜まると暴飲暴食してしまうタイプで、食べる量が普通と違うため体の中がどうなっているのか心配だという。そこで、番組はひとり暮らしをしている西野の私生活に密着取材することに。
西野の食生活を調べてみると魚中心で、慣れた包丁さばきでアジやイサキを三枚におろし、刺し身にして食べていた。これは12月1日に開催された、美ボディを競う「サマー・スタイル・アワード 2019」に出場するためのダイエットメニューだった。
以前の西野は外食で好きなものばかり食べていたが、大会出場のために2か月間のダイエットと肉体改造に励み、8.2キロの減量に成功。そして大会当日、ハイレグ水着姿で“ビューティーフィットネスモデル部門”のショートクラスに挑んだところ、決勝進出を果たした。
しかし、優勝どころか入賞も逃してしまった西野は大会を終えたとたん、悔しさのあまり控室で巨大メンチカツや肉まん、プロセスチーズのブロックなどをやけ食い。さらに、打ち上げの焼肉店では合計18品の料理を休むことなく食べ続け、帰宅後、体重を測ると朝より3.6キロも増えていた。
その後、西野が人間ドックで全身を調べたところ、内視鏡検査で大腸に3つのポリープが見つかった。驚く西野に消化器内科の医師は、ポリープは腸内環境が悪くなっているためで、その原因は食べすぎや偏食などの食生活だと診断した。
さらに産婦人科の医師は、繰り返す体重の増減を繰り返すことを“ヨーヨーダイエット”と呼び、5回以上のダイエットをした女性は、がん細胞やウイルスなどを攻撃することが期待されているNK細胞が減り、免疫機能が弱くなると説明した。
西野は“AKB48卒業”、“失恋”、“番組のダイエット企画”、“彼氏の浮気”などをきっかけに体重の増減を繰り返しており、さまざまな疾患のリスクが高まるため、番組内で余命45年、寿命65年だと告げられた。
これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「とにかく暴食だけはやめればいいだけなんだから改善してほしいなー」「もう少しゆっくり食事制限していけばストレス少なく普通の体重維持できるのに」などと、西野の体調を心配していた。
しかしそんな心配をよそに西野は、1月5日に自身のインスタグラムで「白状します。正月太りしてしまいました」と、ぽっこりと出たお腹の写真をアップ。ファンを驚かせたが、1月7日には「現在の体」と、49.8キロと表示された体重計と一緒にスッキリしたスタイルの全身写真をあげて、再びファンを驚かせていた。番組では“ヨーヨーダイエット”を注意されていたが、西野にはその危険性が伝わらなかったようだ。