1月2日、タレントの梅宮アンナ(47)が、自身のインスタグラムを更新し、1月1日に放送された『芸能人格付けチェック!2020お正月スペシャル』(テレビ朝日系)でMCを務めたダウンタウンの浜田雅功(56)へ感謝の気持ちを伝えた。
『格付けチェック』では「初代ミスター格付け」として長年番組に出演してきた梅宮辰夫さんの名場面をまとめたVTRが流され、浜田が「辰兄、お疲れさまでございました。本当にありがとうございました」と頭を下げ、「辰兄 あなたは永遠の一流芸能人です 浜田雅功」という言葉を贈った。
アンナの父である梅宮辰夫さんと浜田は、プライベートでも親交があり、「最期の顔も見に来てくれて。泣いて。。ずっと父の体調を気にかけてもくれていました」「最期まで優しくして頂きました」とアンナは、梅宮さんが亡くなった際の浜田の様子も明かした。このように、梅宮さんと浜田、2人の心からの交流が、日本中を感動させているのだ。
『週刊大衆』で長年連載を続けている梅宮さんだが、同誌の取材でも、ダウンタウンの浜田への特別な思いを語っていた。
それは2018年4月の取材時のこと。盟友の松方弘樹さんが後年、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)など、バラエティ番組で活躍していることに触れつつ、梅宮さんは自身がバラエティ番組に出ることについても話していた。
――梅宮さんご自身のバラエティ出演についてはどのように思われているんですか?
僕は今でも後悔してるっていうか。やっぱり、お茶の間的に自分がなっていくのは嫌でしたね。出てるけど、あれは、その場に合わせている。やっぱり自分自身では、昔の映画俳優でいたいなと。
――無理されているんですか?
無理はしてますよね。たとえばダウンタウンの番組に出るでしょ。そうすると浜田が、彼は本当にいい人間ですから、どうってことないけど、彼が僕の頭パンって叩いて、何言ってるんだ! なんてやるでしょ。ああいうのを見ると僕のファンが文句言って来るんですよ。いいんですか、あんなことされてって。事実、やっぱりそう思いますよ。
――たしかに僕(記者)もそう思います。
僕が妥協してるわけです。でも、妥協してる自分が好きじゃない。やっぱりサングラスとかかけてさ、おい、ほら、ってやってる方が自分なのではとね。
――では、テレビでご自身が出た番組を見るということは?
ほとんどないですね。見たいとも思わないし。
――でも、(ダウンタウンの)浜田さんとは気が合ったと。
彼はね、礼儀正しいんですよ。ちゃんと控室に挨拶に来て、終わったら終わったで、今日はどうも失礼しました。すみませんでした、って。ちゃんと謝りに来て。
梅宮さんは晩年、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)によく出演していた。それは、ダウンタウンの浜田雅功を認め、信頼し、彼のバラエティ番組なら出てもいいという思いがあったのだろう。