■報道は三田アナ、スポーツは宮司アナ

 三田アナは、昨年4月より報道番組『Live News α』でMCに就任。フジテレビの夜の報道の顔となった。

「『直撃LIVE グッディ!』に出演していたときから、自分の意見をしっかり言えると評価が上がっていましたが、報道番組の『Live News α』出演以降、その評価はうなぎ上り。三田アナは番組で取り上げるテーマが決まったら、事前にしっかりと調べて、スタジオで誰よりも詳しく話せるようになっているほど。昨年7月に行われた参議院選挙の開票特番でも三田アナは、小泉進次郎議員(38)に直撃取材し、厳しい質問を入れるなど、注目を集めました」(前出の制作会社関係者)

 また、昨年4月30日から5月1日にかけて放送された、タモリ(74)が総合司会を務めた改元特番『FNN報道スペシャル 平成の“大晦日” 令和につなぐテレビ』で三田アナと共演した伊集院光(52)は、昨年12月30日放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)の中で、三田アナについて語っている。

 伊集院は、「今でも覚えてるのは、三田さんっていうアナウンサーが、まぁスゴい才女なの。今まで一緒にお仕事したアナウンサーさんの中でも、これ、女性・男性を分ける必要あるかどうか分からないけど、少なくとも女性アナウンサーの中では、トップクラスだったなぁ」「いわゆるさ、普通の敬語のその上のやつじゃん、何か。皇室を扱います、みたいなときの。それが全然、カンペなしで、台本なしでバンバン出る感じ」と、番組での三田アナの言葉遣いを絶賛。

「フジテレビ関係者の間では、安藤優子さん(61)のように、本格派のキャスターになるのでは、とも期待されています。平日夕方の『Live News it!』を担当している加藤綾子(34)も多くのキャスターと同様、東京五輪を目標に仕事に取り組んでいるといいますが、東京五輪が終わった後、もしかすると来年3月には番組を卒業するのではともささやかれています。そうなると今、フジテレビの報道の顔である三田アナが『Live News it!』の次期MCになる可能性は高い。本当に第2の安藤優子になる日も近いのかもしれません」(前同)

 スポーツ部門で期待されているのが、宮司愛海アナ(28)だという。

「宮司アナは現在、スポーツ番組『S-PARK』のMCを務めていますが、フジ上層部は早くから“東京五輪は宮司でいく”と決めていたほど、彼女に期待をかけていた。宮司アナも三田アナと同様、番組で扱うトピックに関して、下調べをしっかりやる勉強熱心なアナウンサーです。スポーツ選手へのインタビューでも、記者顔負けの質問の鋭さ。女子アナには特に興味がないスポーツファンからも、宮司アナは一目を置かれていますね。

 また、今年1月には局アナとしては異例ともいえる、フォトブックを発売しています。宮司アナはその清楚で清潔感のあるルックスから、男性だけでなく女性からも支持されている。フジテレビとしても局の顔にしたい、ということなのではないでしょうか。

 そしてもう1人、次世代のフジの顔になるとささやかれているのが、井上清華アナ(24)なんです」(放送作家)

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