ジャニーズJr.内の人気ユニット「HiHi Jets」が5日、春の単独公演を行うことを発表。ファンの間で歓喜の声が上がっている。
ジャニーズの十八番ともいえるローラースケートを特技とし、橋本涼(19)、井上瑞稀(19)、猪狩蒼弥(17)、高橋優斗(20)、作間龍斗(17)の5人のメンバーからなる「HiHi Jets」。昨年7月9日に死去したジャニー喜多川氏(享年87)も、亡くなる直前まで目をかけていた若き新星たちだ。
同じくJr.内ユニットの「美 少年」と並んでデビューが期待される一方、昨年9月2日にはメンバーの橋本涼(18)と作間龍斗(16)のプライベートな“ベッド写真”がネット上に流出し、謹慎処分を受ける事態に発展。2人は今年の元日に活動を再開したばかりということもあり、メンバーが勢ぞろいした単独公演の発表に「ちゃんと5人の名前が…!」「おかえりなさい」「おめでとう」とファンが色めき立つのも無理はない。
3月22日~4月5日の2週間、EXシアター六本木にて行われる同公演の正式タイトルは『ども、只今ご紹介に預かりましたHiHi Jetsです。さあ楽しいゲームが始まります。それはつまり祭。例年の如く夏祭りでございます。え?三月は春だって?HiHiわかりましたよ・・・じゃあ ドーン!裸の少年春祭り』と異例の長さ。「裸の少年」という印象的なキーワードは、HiHi Jetsと美 少年が出演する同名のジャニーズJr.メインの番組でもおなじみだ。昨年7月に行われた夏公演のタイトル『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』は、ジャニー氏が最後にこの2グループのために命名したもので「ジャニーさんの意志を大事にする」(高橋)とメンバーも語っていたように、春公演にそれを引き継ぎ、偉大なジャニー氏へのリスペクトを捧げた格好だ。
往年の“ジャニーズイズム”を感じさせるタイトルに、ファンからも「ジャニーさん命名の『裸の少年』は欠かせないんだね」「そういうとこ好き」「ジャニーさん居なくなってもうトンチキタイトルじゃなくなるの寂しいなーと思ってたけど、別角度でやばいタイトルで安心した」とおおむね好評で、豊富な語彙力でラップ詞などを手がけるメンバーの猪狩が考案したのではとの予想も飛び交っている。一方、夏公演の当落発表日には、落選したファンたちがチケットを求める「裸の少年求」というハッシュタグがトレンド入りを果たしたことから、今回もチケットは激戦必至。既にSNS上では活発なやりとりが交わされている。
今月8日には、ジャニー氏が日本赤十字社に5億円を寄付し、「ジャニー基金」が設立されていたことが明らかになり、ジャニー氏に贈られた「金色有功章」の贈呈式には「HiHi Jets」「美 少年」のメンバーが代理出席した。エンタメ分野だけでなく、次世代の子どもたちの健やかな成長や未来に心を砕いてきたジャニー氏の遺志は、こうして若き力に受け継がれていく。