田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)

 1月7日の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、 女性ゲストが少ないことを解消するために次世代の女性タレントを集め、「ロンドンハーツにときどき呼ぶかもしれない女性タレントオーディション」が行われた。しかし、その過激な内容に賛否の声が上がっている。今回のオーディションは、集まった女性タレントたちには「新番組のレギュラーオーディション」と言い含め、ドッキリ形式で行われた。一次審査では81名の応募があり、それぞれ自己PR動画を提出し、その中から番組スタッフが厳選した12名を3つのグループに分けて面談する様子が放送された。

 面接官は『ロンドンハーツ』や『テレビ千鳥』(同局系)を担当している山本ディレクターで、偽番組の説明をして女性たちのやる気に火をつけたところで、一人ずつ自己アピールをしてもらった。1番目のグループの1人、ジャグリングが特技だという「劇団4ドル50セント」所属の安倍乙(19)には、別室で見ているロンドンブーツ1号2号田村淳(46)らが山本ディレクターに指示し、ジャグリングしてもらい「(ボールを)落としたらオーディション失格」と宣告させた。

 一気に緊張感が増し重くなった空気の中、ジャグリングを披露した安倍だったが、緊張のため途中でボールを落としてしまい、失格を言いわたされて涙を浮かべる。そこでスタジオからさらなる指示が飛び、山本ディレクターから安倍に再度ジャグリングの機会を与える。2度目も失敗して泣き出す安倍だったが、もう一度トライさせ、3度目には見事成功し、ようやく安堵の表情を浮かべていた。

 同じグループのグラビアアイドルの小島みゆ(26)は、逆立ちしながらそばを食べることが特技とアピール。逆立ちしたところで偽ADがそばを食べさせるが、偽ADにもスタジオの淳らから指示が飛び、そばを食べさせる量を多くするなどやりすぎな演出もあった。さらに3番目のグループでは、体を張りたいので虫を食べると巨大タガメを持参してアピールしたモデルのくるみ(25)にも、逆立ちをさせたうえでタガメを食べさせた。しかも1匹だけでは満足せず2匹目も食べさせるなど、近年のバラエティでもあまり見られないようなムチャブリが繰り返された。

 真剣にオーディションに臨む女性たちへのドッキリオーディションに、視聴者からは「偽オーディションはちょっと女の子にとってはかわいそうな企画やったな」「パワハラ、圧迫面接紛い」「かわいそうで見てられない」「芸能界って大変なんだなと思った」「芸能界限らず面接で何を見てるかがすごく勉強になった」「さすがロンハー笑」「ロンハーオーディションおもろかった」と、否定的な意見や称賛が飛び交っていた。また、「乙ちゃんがめちゃくちゃかわいくて一瞬でファンになりました」「安倍乙ちゃん昔の石原さとみっぽくてかわいい」など、面接内容はともかく安倍の今後の活躍に期待を寄せる人たちも多かった。

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