滝沢秀明
滝沢秀明

 2019年12月31日に放送された『第70回NHK紅白歌合戦』。

 瞬間最高視聴率は42.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したものの、今年の後半の平均視聴率は2018年の41.5%から4.2ポイントダウンして、37.3%。2015年の後半視聴率39.2%を下回り、2部制になった1989年以降、歴代最低の視聴率となった。

「視聴率が振るわず、サプライズも少なかったため、イマイチという声も少なくありません。特に昨年の紅白は“ジャニーズ推し”で、ジャニーズファン以外はあまり楽しめなかったかもしれませんね」(芸能記者)

 昨年の紅白には、関ジャニ∞Kis-My-Ft2Hey!Say!JUMPKing&Princeの5組が出場。加えて、ジャニー喜多川氏の追悼企画コーナーも設けられ、SixTONESSnow Manをはじめとする総勢60人以上のジャニーズJr.が出演した。

「出場が決まっていた5組は分かるのですが、SixTONESとSnowManは、特別枠での登場にもかかわらず“いかにも紅白出場者です”感もあったため、違和感や不満を感じた視聴者もいたみたいです」(前出の芸能記者)

 SixTONESとSnow Manは、1月22日に両A面シングル『Imitation Rain/D.D.』で、ジャニーズ初の2グループ同時デビューすることが決まっている。

「12月29日に行われた紅白のリハーサルには、ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(37)も早い時間から顔を出し、SixTONESとSnowManをはじめとするJr.たちのチェックを入念にしていたといいます。

 滝沢氏はジャニーズ事務所本体の副社長に就任しましたが、やはりメインの仕事はJr.を売ることだといいます。特に、SixTONESとSnow Manをブレイクさせることが最重要命題。ただ、気合が入り過ぎてしまっているのか、周囲からは“ゴリ押し”だと思われてしまいかねない一面もあるようです。テレビ局の人からの戸惑いの声を聞くこともありますね」(芸能プロ関係者)

 そんな滝沢氏は、Jr.のリハーサルを一通り見たあと、報道陣を避けるように裏からそそくさと帰っていったという。前出の芸能プロ関係者は言う。

「裏方に回ったとはいえ、かつてはジャニーズの大スターだったわけですから、ちょっとは報道陣に対して取材対応してくれれば、SixTONESとSnow Manの記事も書きやすいんじゃないかと……。何よりJr.のことを一番よく知っているのは滝沢氏ですしね。ただ、芸能界引退後は一切、表に出ないのが滝沢氏のポリシー。昨年の9月4日に東京ドームで行われたジャニー喜多川氏のお別れの会も、滝沢氏が裏側で仕切っていたんですよ。あのときも完全に裏方に徹していましたね」

 表には決して出ない滝沢氏の懸命の売り込みで、SixTONESとSnow Manは人気グループになることはできるのだろうか!?

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