■大会出場編

 トレーニングをサボらないためには、目標があるとやる気を維持しやすい。ランニングを趣味にする人の共通点が、走り始めると同時に、なんらかのマラソン大会に申し込んでいることだ。『週刊大衆』の表紙も撮影する人気グラビアカメラマンの西田幸樹氏も、そんな一人だ。「走り始めたのは、体重が80キロオーバーしたことがきっかけ。ダイエットのために走ろうと思っていたら、仲間と駅伝に出ようという話になって……。走らざるをえなくなりました(笑)。すると、装備もそろえるし、練習も続きます」

 元美術部で運動経験は少なかったという西田氏だが、50歳過ぎから走り始め、還暦を超えた今も長距離ウォーキングやランニング、登山を趣味にしている。「たまには目黒から高尾山まで走って、露天風呂に入って食事。その後マッサージを受けたら、帰りは電車といった感じで、楽しみながら走っています(前同)

 さまざまな大会にも参加している西田氏だが、「漠然と走っても面白くないから、レースというモチベーションは必要。ハーフなら案外、気合で走れる。フルの場合でも、限界が来て歩いていても、沿道のおじさんに“4時間切れるよ、まだ!”と応援されると再び走れるんです。走り始めてから1年後、沖縄の『NAHAマラソン』に出たときは、地元の方が沿道でエイサーを踊って応援してくれたり、子どもがザルにちんすこうを入れて立っていたり、エアーサロンパスを用意しているお母さんがいたり、応援隊が励みになりましたね」(前同)

 他方、谷川氏がイチオシするのは、3月8日に開催される鹿児島・与論島の『ヨロンマラソン』だ。「島一周が21キロなので、ハーフは1周、フルは2周。ハーフは5時間が制限時間なのでウォーキングでも可能です。前夜祭はお酒がふるまわれるので、お酒好きは前日から参加。大会当日は島の皆さんがヤギ汁をサービスしてくれたり、JALのCAさんが給水サービスをしてくれます。完走パーティはゴール横のビーチで。参加者数は例年1200人超の人気大会です」

 さらに、うれしい話も。「ランニングを通して、いろいろな人と出会えるし、ステキな女性と走ることも。皆、テンションが高いので、知らない人ともしゃべりやすいんです」(前同)

 俄然、大会参加への興味がわいてくるが、申し込み方法はいたって簡単。「ネットで“マラソン大会”と検索すれば、『スポーツエントリー』、『ランネット』、『スポーツワン』といった、スポーツ大会情報を紹介するウェブサイトが多数出てきます。そうしたサイトで参加したい大会を検索。出場希望種目にエントリーして、参加料を入金すれば手続きは完了です」(情報誌ライター)

 大会によっては、1.5キロから出場可能なものもあるので、雰囲気を味わいたい初心者にもうってつけだ。「レース中、給水所でご当地グルメが食べ放題というものも。各地で4月上旬にある“お花見マラソン”も人気ですよ」(前同)

 さらに、大会を倍楽しむコツもある。「何か目印になるものを身に着けていると、応援してもらいやすいです。たとえば、アンパンマンのグッズをつけていれば、全然知らない人から“アンパンマン頑張れ!”と声をかけてもらえる。これが気持ちよくて、コスプレランはやみつきになります」(谷川氏)

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