■株式投資、ビットコインで!
最後は1年で100万円を稼ぐための投資の裏技を紹介したい。今年の株式市場は、アメリカとイランとの軍事衝突のリスクが高まったため、日経平均株価が大幅下落して始まった。波乱含みの一年になりそうだが、ファイナンシャルプランナーのナカモトヤスシ氏は、こう分析している。「日本株にとり好材料だった東京五輪特需も終わりを迎え、世界的に見るとイラン情勢の他、近く世界恐慌に突入するのではないかという観測が強い。いつ株価が大暴落するか分かりません。ただ、暴落時こそ、儲ける大チャンスなんです」
まずはやりたいのが、株の空売り。暴落時のスピードは値上がり時よりはるかに速く、それだけ利ザヤも大きい。
また、暴落時に基準価額が上昇するよう設定された投資信託(TOPIXベア2倍上場投信など)もある。東証株価指数が100円下げたら2倍(200円)儲かる仕組み。つまり、今年は「逆張りで儲ける」(前同)のが公式なのだ。とはいえ、不況知らずで急騰が期待できる銘柄もあるので、一攫千金を狙うのもありだろう。
株式投資以外では、やはり仮想通貨(日本政府は「暗号資産」に名称変更)に注目したい。今年は“仮想通貨の王様”ビットコインで稼ぐ4年に1度のチャンスの年なのだ。「ビットコインは総発行数が決まっているので、半減期といって、4年に一度、発行数が半分に制限される調整期間があるんですが、今年がちょうど、それに当たります」(同)
理論上、半減期のビットコインの価格は2倍になる。「5月に半減期が来るので、それまでに100万円分のビットコインを買っておけば、200万円になる可能性もあります」(同)
つまり、数か月で100万円を荒稼ぎすることも夢ではないのだ。もちろん、投資だからリスクはあるが、ここ最近は嫌なことが多かったという人も、2020年は満喫しよう。