のん
のん

 2016年に所属事務所を独立して以降、地上波ドラマやテレビ番組への出演が叶わないでいる女優ののん(本名・能年玲奈=26)。

「ただ、2016年に劇場版アニメ『この世界の片隅に』で主演声優を務め、大絶賛されたことで状況が一転。2019年12月に公開された『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』には、天皇皇后両陛下と愛子さまが試写会にお見えになり、あらためてのんが注目を集めました。さらに自身が主催する音楽フェス『NON KAIWA FES』が今年も開催されることが決まりましたし、CMにもコンスタントに出演しています。

 実は、マネジメントサイドには業界に顔が利く実力者がいて、その人の力もあり、昨年以上に今年の活動は好調になる見込みです。昨年、のんが出演していたユニクロのCM契約が今年も継続になることも決まったといいますよ」(芸能プロ関係者)

 ユニクロの他にも、大手食品メーカーのマルコメ、国内最大のクラウドファンディングプラットフォームのCAMPFIREなど、のんは多数のCMに出演している。

「昨年8月の、のんが野球グラウンドのピッチャーマウンドに立って投球するユニクロのCMは話題になりました。のんはユニクロのカーブパンツを穿いて、カーブボールを投げるのですが、長身でスタイル抜群ののんはとても絵になっていました。

 そのユニクロは中国市場で店舗数を増やしていて、日本国内の店舗数を上回るほどの勢い。のんは香港やマカオでも流れるユニクロのCMに出演しています。さらに、香港ではスキンケアブランド『肌ラボ』のイメージキャラクターも務めています」(前出の芸能プロ関係者)

 昨年9月には中国全土で展開された「肌ラボキャンペーン」に、のんが起用された。

「のんは、同社の商品は香港のみならず、中国本土や東南アジアでも人気が高い。中国語圏や東南アジアでものんの知名度は高いんです。昨年5月には、中国で放送されている日本の芸能情報を扱うテレビ番組『和飯情報局』の単独インタビューにも応じています。

 実は、昨年のNHK大河ドラマいだてん〜東京オリムピック噺〜』で上白石萌歌(19)が演じた前畑秀子の役は、当初はのんを起用する予定だったといいます。しかし、最終的にはNHKサイドがのんをキャスティングすることにNGを出し、脚本を担当した宮藤官九郎さん(49)は憤ったといいます。宮藤さんは朝ドラ『あまちゃん』で、主演の能年玲奈を大ブレイクさせた縁がありますからね。

 NHKですらダメなのですから、今後もなかなか日本の地上波での復帰は難しいと思われます。なので、これからは巨大な中国市場もターゲットに入れて活動を展開していくのかもしれないですね」(前同)

「日本ののん」から、「世界ののん」になる日も近いのかもしれない。

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