宮迫博之(雨上がり決死隊)、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)
宮迫博之(雨上がり決死隊)、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)

《田村亮は昨年6月24日より芸能活動を停止しておりましたが、新たにエージェント会社となる弊社との協議を重ね、本日をもって、株式会社LONDONBOOTSの所属タレントとして芸能活動を再開していくこととなりました》

■田村亮、復帰までの道のり

 1月10日、吉本興業は“闇営業騒動”で芸能活動を休止していたロンドンブーツ1号2号田村亮の活動再開を発表した。相方の田村淳が事務所との橋渡し役となる会社を設立し、吉本とエージェント契約を締結する形となった。

「吉本の幹部は、さんまさんが去年11月21日に“宮迫を囲む会”を開催したころから本格的に亮の復帰を模索していた。反旗を翻し、さんまさんだけを頼る宮迫は今となっては“吉本の敵”。宮迫がさんまさんの事務所から亮よりも先に復帰することが許せなかったようです。

 だから“宮迫を囲む会”が終わってから吉本は動いた。淳の独占インタビュー記事(12月2日配信)をYahoo!ニュースに依頼して掲載し、淳の切実な思いを発信することで、結果的に世間の理解と同情を得られたんですよ。

 スポーツ紙や週刊誌をとおすと媒体社のフィルターがかかりますからね」(スポーツ紙記者)

 そして、新年が明けると早々に吉本サイドは最後の大詰めとして動いたという。

「今年の仕事始めは1月6日が多かったので、4日と5日を使って吉本はさまざまなマスコミと面会したようです。スポーツ紙やテレビ局、週刊誌の幹部などの媒体社に新年のご挨拶と称して会いに行った。そこで“亮の復帰”について話をしたようですよ。

 なぜマスコミにわざわざお伺いを立てたかというと、亮の復帰報道の“反応”を聞きたいという目的があった。どの程度、復帰に対して世間の反発があるのか、もしくは“もう許した”という反応なのかを聞いて回ったんです。

 すると亮に関しては“宮迫にウソをつかされた被害者”という考え方が多かったようで、擁護派が大多数ということが確認できた。一方、宮迫に関してはちょっとでも報じただけで読者から“怒涛(どとう)のクレームが殺到する”とすべてのマスコミが声をそろえたそう。

 それらを確認できたのでマスコミとの面会から1週間もしないうちに、亮とエージェント契約を締結し復帰させたんです」(同・スポーツ紙記者)

 吉本に問い合わせてみると「宮迫の復帰話と亮の活動再開は関係ない」と否定していたが、そこまで亮のことを思うならば、なぜ吉本興業“本体”に亮を戻さないのだろうか。

「それは岡本社長のプライドを守るためでしょう。亮は宮迫と勝手に開いた会見の中で、岡本社長をバッシングして“契約解除になってないなら今すぐしてください”と涙ながらに訴えた。そこまで言われながら吉本に戻してしまうと吉本サイドが完敗したことになる。

 だから極楽とんぼ加藤浩次が提案し、導入したエージェント契約という形で距離を取って、お互いウィンウィンとなるようにしたんです。ただ亮がピン芸人だったら、そのままクビになっていたことは間違いないでしょう。

 これは淳が間に入り根気強く動いたことによって吉本も折れるしかなかった。ゴールデンで冠を張れるほどの淳まで怒らせるわけにはいかなかったのです」(ワイドショー関係者)

 相方の強い思いで無事に活動再開までこぎつけることができた亮だが、では具体的にどういった形で復活するのか。淳は亮と一緒に出演するためにYouTubeに『ロンブーチャンネル』まで用意したが……。

 謹慎中にボランディア活動をしたり、介護の勉強のために老人ホームにまで訪問していた亮。それが贖罪意識からくるものなのか、もしくは復帰に向けての“演出”だったのか。再出発する今後の亮の行動にさらに注目が集まりそうだ。

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