昨年は、３月に電気グルーヴのピエール瀧（５２）が、５月に元ＫＡＴ－ＴＵＮの田口淳之介（３４）、７月にはロックバンドＤｒａｇｏｎ Ａｓｈの金子賢輔（３４）とＲＩＺＥのＪＥＳＳＥ（３９）、そして１１月には女優の沢尻エリカ（３３）が逮捕されるなど、芸能人の違法薬物事件が相次いで報じられた１年となった。
沢尻逮捕後には、さまざまなスポーツ紙、週刊誌などで、薬物使用疑惑が浮上している芸能人の名前が飛び交った。
１月１６日発売の『女性セブン』（小学館）でも、元国民的アイドルＡが大麻使用で逮捕間近だと報じている。
記事によると、元女性アイドルＡに対し、大麻使用疑惑で本格的な捜査が始まっており、捜査当局が行動確認をスタートさせたという。
Ａは現在３０代で、１０代の頃から国民的アイドルグループのメンバーとして活動。『ＮＨＫ紅白歌合戦』にも出場経験があると『女性セブン』では伝えている。
「グループ在籍時から“お騒がせキャラ”として知られ、脱退後も男女間のトラブルなどが報じられたことがある人物。記事では、Ａが２０２０年、最初の薬物逮捕者になる可能性もあると報じています。この報道にネットは過熱。さまざまな憶測が語られていますが、Ａなのでは？ という声があまりに多かったのか、元モーニング娘。の加護亜依さん（３１）が１月１８日、自身のツイッターで“皆さま、あれは私ではありません。私は薬物とは一切関係ありません”と否定コメントを出す事態にもなってしまいました」（ワイドショー関係者）
注目を集める芸能人と薬物。沢尻逮捕の２日前、『東スポＷｅｂ』が報じた芸能人の薬物使用疑惑もさまざまな憶測を呼んだ。１１月１４日の『東スポＷｅｂ』では、「大物歌手」「人気モデル」「マルチな才能を持つお笑い芸人」の３名に薬物使用疑惑が浮上していると報じている。この「マルチな才能を持つお笑い芸人」が、お笑い芸人の間で熱い話題になっているというのだ。
お笑いプロ関係者が話す。
「以前、千原ジュニアさん（４５）が、“４００～５００円の低賃金で何十年もお笑い続けられるのは、一度『笑い』という『麻薬』を知ってしまったから、芸人はクスリをやらない”と話したことがあり、多くの芸人がうなずいたのではないでしょうか。ただ、東スポで名前が挙がった“マルチな才能を持つお笑い芸人”というのが、人気バラエティ番組や情報番組、ドラマなど、幅広い活躍をするＸさんなんじゃないかと、芸人の間では相当話題になっているんです。
実は、沢尻が逮捕された日、ある局の楽屋から“ギャアアアアア！”という、尋常ではない悲鳴が聞こえてきたというんです。悲鳴が聞こえたのがＸさんの楽屋だったため、沢尻逮捕の報道を見て、“次は自分じゃないか”という恐怖心から奇声を上げたんじゃないかと、芸人の間では語られているんです。それだけでは、とも思いますが、Ｘさんは人脈も広く、音楽関係者ともつながりがある。昨年逮捕されたの芸能人も、ほとんど音楽業界からのルートと言われていますからね。ただＸさんが薬物をやっているなんて、ありえないことだとは思いますが……」
千原ジュニアが否定した芸人と薬物の関係。人気お笑い芸人の薬物逮捕なんてニュースは聞きたくないものだ。
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