23日、欅坂46のセンター平手友梨奈(18)がグループから脱退することがグループの公式サイトで発表された。全シングルでセンターを務めたグループの象徴的な存在だけに、ファンの間に衝撃が広がっている。
公式サイトでの発表後、TOKYO FM『SCHOOL OF LOOK!』内のレギュラー企画に登場した平手。「私、平手友梨奈は欅坂46を離れることになりました」と自らの口で報告し、「その件については今は話したいと思わないので、いつか自分が話したいと思った時に、機会があればお話しさせていただこうかなと思っております」と脱退理由には言及しなかった。
平手は近年、生放送や握手会をたびたび欠席するなど、精神面も含めた体調不良が心配されていた。2017年末の『NHK紅白歌合戦』でもパフォーマンス中に過呼吸を起こしたほか、昨年末の『紅白』でも代表曲「不協和音」の歌唱後に倒れ込むハプニングがあり、視聴者をひやりとさせたばかりだ。
パフォーマンスにストイックに打ち込むあまり「闇落ち」「中二病」などと称されることもあったが、その唯一無二のミステリアスなキャラクターがウケていたのもまた事実だ。しかし、ここ1~2年は14歳のデビュー当時の“キラキラした少女”の面影はなく、グループ脱退の一報に悲しむ声が上がる一方で、「平手さんは遅すぎたくらいじゃない? もっと早く脱退でもよかった」「普通の女子高生に戻ったほうがいい」「平手ちゃんが解放されてよかった」「ゆっくり休んで」という声も聞かれる。
本人の意向で「卒業」ではなく、異例の「脱退」という言葉を用いたという今回の発表。今後はソロとしての活躍が期待されるが、詳細は不明だ。平手のこれから、そして絶対的エースの抜けた“新生・欅坂46”の行く末にも注目したい。