女優は、映画やドラマでいろいろな役を演じる。清純派を演じたかと思えば、他の作品では妖艶な役柄になりきる。女優は作品の数だけ顔を持ち、それがハマればハマるほど、世間のイメージも固まっていく。演技だけでなく、バラエティ、トーク番組での雰囲気や、週刊誌などで報じられるプライベートによってもそのイメージは変わりそうだ。ここでは１０～５０代の男女２００人に「魔性の（小悪魔的な）女だと思う女優」について聞いてみた。
第３位は、菜々緒。
モデルやレースクイーンとしてキャリアを積み、いまは主に女優として活躍する菜々緒。クールビューティなルックス、バラエティ番組などで見せる歯に衣着せぬコメントは、男性にも女性にも人気がある。抜群のプロポーションを保つためのストイックなトレーニングに注目されることもあり、努力家な面もうかがえる。近づきがたいオーラがあるが、時折見せる笑顔はとてもチャーミングだ。これまでは強い女、悪女などの役が多かったが、昨年放送されたドラマ『４分間のマリーゴールド』（ＴＢＳ系）では、はかなげなヒロインを演じて話題になった。今年２月に公開予定の映画『ヲタクに恋は難しい』では、男性キャラ専門のコスプレイヤーという役で新境地を開きそうだ。
そんな菜々緒を選んだ人からは「小悪魔的な役をするとピッタリ合う」（３８歳／男性／営業・販売）、「かなり昔の『スカッとジャパン』で、その印象がついた」（１７歳／男性／学生・フリーター）、「ドラマでそういう役が多い。悪女役が似合いすぎて素晴らしいから」（２８歳／女性／主婦）、「悪女的な役が多いし、それがまた菜々緒の雰囲気に合うから」（４６歳／女性／総務・人事・事務）、「すらりとした長身美女で、きつめの顔が素敵なので小悪魔っぽい」（２４歳／女性／営業・販売）、「雰囲気やたたずまいがキリっとしている。きれいでちょっと悪そうに見える」（３６歳／男性）という理由が挙がっていた。
第２位は、田中みな実。
元ＴＢＳアナウンサーで、現在はフリー、タレント、女優としても活躍している。局アナ時代はぶりっ子キャラで同性には好感度が低かったが、最近ではモテ自慢をぶっちゃけたり、美容にストイックな姿勢で女性を中心に大人気。２０１９年１２月に出した写真集『Ｓｉｎｃｅｒｅｌｙ ｙｏｕｒｓ…』は発売から１カ月で５０万部を突破するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
田中を選んだ人からは「自分のかわいさを分かっている。あざとい」（２８歳／女性／総務・人事・事務）、「アナウンサーのイメージから外れた美貌。セクシーだから」（４８歳／男性／営業・販売）、「ブリッ子。計算された発言が多い」（３８歳／男性／コンピュータ関連以外の技術職）、「かわいらしさを最大限活用して、男性を翻弄しているイメージ」（３７歳／女性）、「異性をときめかせるのがうまい」（２６歳／女性／学生・フリーター）、「男を誘惑するような感じがする」（３０歳／男性／学生・フリーター）など、恋愛での駆け引きのうまさを評価する声が多かった。
