天木じゅん
天木じゅん

 本誌の表紙、袋とじに続き、インタビューにも登場する天木じゅんさん。最近はドラマやイメージDVDの撮影の合い間を縫って、雀荘に通っているとか。その真相にズバッと直撃!!

――麻雀番組『女流雀士 プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン』(CSテレ朝チャンネル)の予選の結果は、どうでした?

天木 えっと、ごめんなさい。収録は終わっているんですけど、まだ放送前(2月28日放送)なので、結果は言えないんですよ。

――気になりますね。ご存じない読者に説明すると、この番組はプロとアマチュアの女流雀士が同じルールで争うトーナメント戦。今回が、その5回目です。

天木 はい。予選では24人の雀士が、4人一組で6グループに分けられて、各予選グループの上位2名が準決勝に進出できるんです。

――この番組は、美女雀士がそろっているうえ、麻雀のレベルがすごく高くて、ビックリしました。

天木 たまに「麻雀を少しかじった程度のアイドルが出ている番組」だと勘違いされるんですけど、全然そんなことはなくて。予選メンバー入りするためのオーディションに受かるだけでも大変なんです。

――それは知りませんでした。どんな審査があったんですか?

天木 はい。“テスト打ち”があって、審査員の人がチェックしているんです。で、私の捨て牌を見ながら“なんで今、その牌を切ったの?”とか理由を聞かれるんです。その答えが理にかなっていないと、“あ〜、それだと、ちょっと(合格は)厳しいなぁ”と言われてしまいます。私は今回、ギリギリで合格させていただいた感じですね。

――頑張ったんですね。

天木 “テスト打ち”以外にも、細かい点数計算を理解しておく必要があります。たとえば、自分は3位で最後の局になっているとき、トップを取れないような役で上がっても、意味がないじゃないですか? それなのに点数計算を間違って、中途半端な役で上がってしまったら、視聴者の皆さんも納得しませんよね。

――確かに。番組を見ている人間も相当な麻雀好きで、本格的な腕前だろうし。

天木 はい。だから、本当に緊張しました。

――えっ、でも昨年末、ツイッターに、収録中の画像をアップしていましたよね? 精神的に余裕があったのかなって思っちゃいました(笑)。

天木 まったくなかったですけど、視聴者の皆さんに喜んでもらいたくて頑張りました。

――きっと、そんな天木さんがファンは大好きですよ。そんな番組に出演できるほどの腕前の麻雀。始めたのは、いつ頃なんですか?

天木 2年ほど前です。もともとドラマ出演がきっかけなんです。そのときにプロの方にある程度、麻雀の所作は教えてもらったんですが、その後、なかなか実際に打つ機会がなくて。

――じゃあ、今回の大会のために、猛練習を?

天木 はい。とにかく打たないといけないので、一人で雀荘に行きましたね。実は今日も、このインタビューが終わったら、雀荘に行く予定なんです。

――えっ、一人で行って大丈夫なんですか、目立ちません?

天木 確かに、一人で雀荘に来ている女性はあまり見かけないので、目立っているかも(笑)。

――そうですよね。お客さんもビックリするでしょ?

天木 いやあ、普通ですよ。たまに私が“天木じゅん”だと気づく人もいますけど、普通に接してきますよ。あっ、でも、怒られるときはありますけど。

――どうして?

天木 チーをしたとき、牌の置き方を間違えてしまって“これでチーはないよね?”と厳しく言われました。

――大変ですね〜、ちなみに天木さんは、好きな役とかあるの?

天木 私は三色同順が好きです。キレイですよね。一気通貫も好きだけど。テレビ番組で麻雀を打つときは、ある程度“見せ場”を作らないといけないんです。そういう意味でも、三色同順は決めたいですね。

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