■東北楽天、千葉ロッテも

 パ・リーグは、ソフトバンクと西武の“2強”の争いになると見るが、それに迫るべく、チーム力を上げているのが3位の東北楽天、4位の千葉ロッテ。楽天は、巨人と競合の末、FAで鈴木大地を獲得。他にも牧田、涌井ら、石井GMが積極的な補強に動いた。「投打のバランスが取れた、いいチームになってきましたね」(江本氏)

 そんな中、気がかりなのは絶対的エース・則本だ。「昨季、12試合しか投げられず5勝5敗。良くも悪くも彼の調子が楽天を左右する。打線は整っていますから、上位に行けるかは則本の復活次第」(前出の記者)

 そして、意欲的な補強を行ったのはロッテも同様だ。「ドラフトでは、163㌔の怪物・佐々木を引き当て、美馬、福田をFAで獲った。さらにはジャクソン、ハーマンと、日本で経験を積んだ外国人投手も獲得。補強充実度はナンバーワンです」(前出のデスク)

 昨季は4位ながら、ソフトバンクには17勝8敗と大きく勝ち越したロッテ。「王会長は、ロッテの補強を見て“ますます要注意だ”と、警戒を強めたそうです」(前出の元記者)

 若手野手のブレイクがあれば、上位も十分に狙えそうだ。

 そして5位は北海道日本ハム。「投打ともに上積みがなく厳しい。特に打線の長打力不足は大きな課題」(前出のライター)

 昨季、チーム打率はリーグ2位ながら、本塁打は93本と両リーグ最低。スラッガー不在で、本拠地である札幌ドームの広さが仇となっている。「巨人から移籍したビヤヌエバに注目です。メキシコ代表では打っているし、自由な日本ハムで化けるかも」(金村氏)

 6位はオリックスとしたが、和製大砲・吉田に、プレミア12でも活躍した山本、山岡の両投手と、主軸はいずれも代表クラス。「オリックスの弱点は、トップ選手に続くレギュラー陣に実力差があること。層の薄さを、助っ人と若手の成長で補いたいところです」(ベテラン記者)

 注目は、今年の新外国人の中で“最強”と噂されるジョーンズだ。メジャー通算1939安打、282本塁打と、圧倒的な実績を誇る。「ジョーンズは間違いなく本物。かなりやると思います。投手のポテンシャルは高いので、うまく行けばオリックスは一気にAクラス入りの可能性もある」(金村氏)

 ちなみに、今季の新外国人は、両リーグで26人にも上る。これに関して、王会長は旧知の元記者に、こんな指摘をしていたという。「残念ながら、今年は新外国人次第で成績が左右されるはず。活躍した球団が上位に行くんじゃないかな」

 さて、ペナントの行方はいかに!?

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