田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)

 反社会的勢力の会合に所属事務所を通さずに参加したという一連の”闇営業“問題で、昨年6月から謹慎処分となっていた、ロンドンブーツ1号2号田村亮(48)と、相方の田村淳(46)が1月30日、東京・青山のイベントスペースで、復帰トークライブ「family」を行った。また、トークライブ後には記者会見も行った。

 淳は1月30日当日に、YouTubeにアップした動画で「髪を赤く染めます。久々に亮さんとステージに立ったときに緊張しないように。原点回帰と場を和ませたい」と宣言していた通り、赤髪で登場。

 謹慎処分を受けていた亮は会見冒頭に「昨年起こした騒動で心配をかけたみなさま、誠に申し訳ございませんでした。今日は復帰会見ということでみなさんに前向きな話をできると思うので、お手柔らかにお願いします」と切り出し、淳は「会見の理由は僕の一存というか、一応、田村亮にも相談しましたが、会見するならこの場所がいいのではないかと思いました」と話した。

「2人がトークライブを行ったのは、昨年7月、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と亮が涙の会見をしたのと同じ会場。あえて淳はこの場所を選んだんですね。亮は宮迫とではなく、自分と再びゼロからやり直す、そんな意味合いもあった気がしますね」(芸能記者)

 事務所から契約解除処分を受けている宮迫は、ロンブーのトークライブ前日となる29日、公式ブログ『宮迫です。』を開設。同時にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』も立ち上げ、「宮迫博之よりご報告」というタイトルの動画を投稿した。

「29日、宮迫は謝罪動画を投稿しましたが、翌30日にアップした人気YouTuberのヒカル(28)とコラボした動画で、芸能活動を本格的に再開することになりました。ただ、ロンブーのトークライブ当日に、宮迫が芸能活動復帰を宣言する動画をぶつけてきたことに、ロンブーサイドが憤っているという報道もありました」(前出の芸能記者)

 会見では記者から「宮迫さんへの恨みはありますか?」という質問が投げかけられ、亮は「全然ないです。僕より後輩は別として、僕、宮迫さん、入江は、絶対にアレを止められることが1回はできた。誰のせいでもないです。みんなのせいです」と、宮迫に恨みはまったくないと切り出し、自分、宮迫、カラテカ入江慎也(42)であれば、闇営業に参加することをやめることもできたと話した。

 また、淳は「事の発端は2人がウソをついたことからスタートしている。(中略)“すべては2人がウソをついたことから始まったんだ”というところに立ち返らないと。言った言わないが始まってしまうと、“誰が正しいか”というところに僕は話を持っていきたくなくて」と、宮迫と亮の「ギャラは受け取っていない」という発言から、事態が大きな問題に発展したと語った。

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