重岡大毅『知らなくていいコト』ゲス演技で、役者評価が急上昇の画像
※画像はTBS『知らなくていいコト』番組公式ホームページより

 女優の吉高由里子(31)主演のドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)で見せている、ジャニーズWEST重岡大毅(27)の、好感度ダウン覚悟としか思えないゲス男演技が好評のようだ。

 このドラマは、主役が人気週刊誌『週刊イースト』で日々スクープを狙う女記者・真壁ケイト(吉高由里子)。シングルマザーとして育て上げてくれた母(秋吉久美子/65)が急逝し、自身の出生と父の秘密に迫ったところ、人生最大の“知らなくていいコト”にぶち当たってしまうという内容。

 重岡が演じているのは『週刊イースト』のケイトの後輩で、連載班で働く野中春樹。野中はケイトと婚約中だったが、ケイトがかつて世間を騒がせた殺人犯・乃十阿徹(小林薫/68)の娘だと知り、プロポーズの取り消しを告げる。

 1月22日放送の第3話では、フリーランスの動物カメラマン・尾高由一郎(柄本佑/33)がケイトの元カレであることを知ると、野中は出版社の屋上に尾高を呼び出し、結婚したら子どもは欲しい。しかし、相手の父親は殺人犯の娘だったら誰でも別れる。それが普通の人間だ、などと言い訳するように語った。

 そして、野中は自分を正当化するため、尾高に同意を求めようとするが、饒舌に語る野中の言い分を黙って聴いていた尾高は、「おまえ、最低だな」と言い捨てて去っていく。それは、かつて尾高が、ケイトが乃十阿徹の娘だと知ったうえでプロポーズしていたからだった。

 続いて、29日放送の第4話では、野中は難関医学部の小論文の問題を3年連続で当てたという、カリスマ予備校講師のインタビューを企画していた。一方、ケイトはその講師が問題流出に関わっていると疑い、特捜班の上司・黒川(山内圭哉/48)にネタを上げ、裏を取るために講師の周辺を取材を開始する。

 インタビューを成功させたい野中は、ケイトに取材の協力を求められても反抗的で、早口で自身の言い分をまくしたてる。そして、インタビューに同席したケイトが、不正を匂わせるような質問をぶつけて講師の機嫌を損なうと、野中は冷たい表情でケイトをにらみつけていた。

 最後は特集班総出の張り込み計画で、予備校周辺の不正が暴かれ、野中のインタビュー企画はムダになってしまう。大スクープに盛り上がる同僚たちを野中は不満そうににらみつけ、なぐさめようとする連載班の先輩に不満をぶつけていた。

 野中を演じる重岡に、視聴者はツイッター上で「嫌な男を演じて好感度下げる重岡大毅のすごさよ。ここまでゲスい役になりきれるジャニーズ、他にいるのかな」「重岡くん、性格悪い役ウッマ〜! そんなイライラした演技できんの! めっちゃイラっとしたよ〜!!」「元恋人の自分を上回る働きぶりに嫉妬こじらせてる演技うまいね」などと、演技力を称賛してた。

 また、これまで重岡のアイドルとして見せる表情とのギャップの大きさに驚くファンも多かったようで、「“ジャニーズWEST”の重岡大毅のときには絶対に見せないような、こういう表情が見られるから“俳優”重岡大毅、最高」「キラキラ正統派キャラの重岡くんが野中役に抜擢されたのって、重岡くんがどこまでも化けられるっていう期待値の高さからだよな」などと期待の声を寄せていた。

※画像はTBS『知らなくていいコト』番組公式ホームページより

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