2月4日に開幕したフィギュアスケートの四大陸選手権。男子シングルに出場する日本人選手は羽生結弦(25)、鍵山優真(16)、友野一希(21)の3人となった。
「羽生と2人の若手、という面白い顔ぶれになりました。特に鍵山は、まだジュニアながら昨年12月の全日本選手権で3位に輝いた次世代のホープです。1月にスイスで行われた第3回冬季ユース五輪では、ショートプログラム3位からの逆転優勝に輝きました。優勝が決まった瞬間、キス・アンド・クライで見せたベビーフェースをくしゃくしゃにしながらのガッツポーズ姿が“かわいすぎる”とファンも急増。今もっとも注目の選手なんです」(スポーツライター)
そんな鍵山のお気に入りは、あのキャラクターだ。
「鍵山は大のスヌーピー好きとして有名です。ホームリンクの横浜銀行アイスアリーナに練習に出かける際には、スヌーピーのトートバックで行くこともあるようです。スヌーピーグッズの画像も頻繁に自身のSNSにアップしています。四大陸選手権では、演技後に会場のファンが投げ入れるスヌーピーグッズが、羽生のプーさんグッズに迫る数になるかもしれませんね。そんなところにも注目です」(前出のスポーツライター)
もう1人の若手、友野一希は宇野昌磨(22)の代打出場となるが、今大会でもっとも番狂わせを起こす可能性が高い選手だという。
「友野は補欠から繰り上げで出場するケースが少なくないのですが、その代打出場で成績を残している頼れる存在です。忘れられないのは2018年の世界選手権。補欠2番手でしたが、羽生と補欠1番手だった無良崇人(28)が辞退したため繰り上げで出場することに。その大会で初出場ながら5位入賞と大健闘を果たしました」(前同)
友野は氷上のエンターテイナーとの呼び声も高い。
「近年は氷上でしっとりした大人の表現力を見せていますが、屈託のない笑顔は健在で今でもファンを釘付けにしています。同志社大学に通う現役大学生でもあり、大学ではスポーツ健康科学部に在籍してスポーツに関するトレーニング方法や心理学、栄養学を学んでいるそうです。
また友野は大のラーメン好きとしても有名。自身のインスタグラムには、フィギュアスケーターの食事らしからぬ、こってりボリューミーなラーメンの写真が数多く投稿されています。ラーメン愛はそれだけにとどまらず、2018年の全日本選手権の開会式では、大先輩の高橋大輔(33)の横でラーメン柄のネクタイを合わせたスーツ姿で参加し話題になりました。ユーモア満点の愛されキャラなんです」(前同)
注目の男子選手がそろい踏みの四大陸選手権。各選手たちがどんな演技を見せてくれるのか、楽しみだ。
※向かって左から紀平梨花、鍵山優真、佐藤駿、羽生結弦。画像は鍵山優真のインスタグラムアカウント「@yuma_kagiyama15」より