ピエール瀧(電気グルーヴ)
ピエール瀧(電気グルーヴ)

 違法薬物を摂取したとして、昨年3月に逮捕、6月に麻薬取締法違反罪で有罪判決を受け、現在は執行猶予中のテクノユニット・電気グルーヴピエール瀧(52)が、2月下旬より俳優活動を再開させることが明らかになった。

 2月3日の『スポニチアネックス』によると、瀧は、竹中直人(63)、山田孝之(36)、斎藤工(38)の3人が監督を務める映画『ゾッキ』にキャスティングされているという。

 同作はマンガ家の大橋裕之氏の初期短編集『ゾッキA』と『ゾッキB』が原作。風変わりな人々の日常をシュールに描いた短編をまとめたもので、映画は大橋氏の出身地である愛知県蒲郡市で全編を撮影予定。

 瀧が演じるのは漁師の定男。原作では別の漁師が「定男がシャバに出てくるってよ」と話題に挙げる場面で名前のみ登場するキャラクター。瀧の出演シーンは2月下旬に撮影予定。昨年3月の逮捕から11か月ぶりの芸能界復帰となる。

「記事によると、映画の監督でプロデューサーでもある山田孝之が瀧の復帰を後押ししたといいます。2人は2013年公開の映画『凶悪』で共演。山田が主演を務めたNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』にも瀧は出演しています。また、竹中と斎藤も、昨年公開の映画『麻雀放浪記2020』で瀧と共演。理解者の多い現場で、瀧の復帰作品としては申し分ない環境なのではないでしょうか」(映画制作会社関係者)

 瀧の芸能活動再開について、ネットには「たった11か月で芸能界復帰はいくらなんでも早過ぎでしょ」「せめて執行猶予期間内は表に出ない方がよいのでは」「芸能人って薬物で捕まってもしれっと復帰するよね」といった批判的な声がある一方、「こうやって応援してくれる仲間がいるのだから、二度と薬には手を出して欲しくない」「これからの彼の行動が全てだと思います」「他の役者の方からの信頼も厚い人なんだな」と、後押しするような声もある。

  1. 1
  2. 2