安倍晋三
安倍晋三

 1月20日に始まった通常国会。「野党の追及が続く桜を見る会問題では、安倍首相は“参加者は幅広く募っているが募集はしていない”などと、珍回答を繰り返し、議論になっていない。また、28日には自身の議員事務所による招待者の調査を拒否しています。首相として、しっかり国民へ誠意ある対応が求められます」(全国紙政治部記者)

 なんとも情けない話だが、2018年の政治資金収支報告書が公表されると、今度は呆れた実態が発覚した。「麻生副総理の資金管理団体が明かした会合費が、なんと2400万円余りと突出していたんです。支出先は、銀座の三ツ星寿司店やフランス料理店、老舗和食店、うなぎ店など、名だたる高級店が並んでいました」(前同)

 資金管理団体からの支出といっても、実質的には一部は税金。それで、好き勝手にグルメ豪遊されてはたまったものではない。また、麻生氏のパーティで舞台に立った、ある芸能人からは、こんな声も。「麻生さんの事務所に呼ばれて5分ほどパフォーマンスをしたんですが、謝礼としてポンと一本(100万円)渡されたんです。驚きましたよ」

 庶民とはあまりにかけ離れた麻生氏の金銭感覚に憤りさえ覚えるが、先の安倍総理も負けず劣らず。「首相動静を確認すると、毎日の食費がとんでもないんです。1月だけでも多数の高級店で会食しています」(テレビ局報道担当)

 総理は今年の正月休みの間、高級ホテル『グランドハイアット東京』に滞在。ホテル内の日本料理店『旬房』とフレンチの『THE FRENCH KITCHEN』で食事をしているが、コース料理では2万円を超えるものもあった。17日には地元・下関のふぐ料理が楽しめる『下関春帆楼 東京店』で会食。同店のコースは最上ランクともなると、時価で4万4000円からという。「1月は公表されている10日分の会食だけで、その額は30万円弱と推測できます。これを30日で換算すると80万円強。さらに、贅沢な昼飯などを入れると、月に食費だけで100万円を超えるのではないでしょうか」(前同)

 昨年は、「国は面倒を見きれないから、国民は老後資金に2000万円ほど自分で貯めろ」と国民に突きつけた安倍政権。一方で桜を見る会問題では、自分の金はビタ一文払わず、税金で支援者を飲み食いさせた「公職選挙法違反」疑惑が取り沙汰されている。

 総理と副総理には、国民の「ふざけるな」の声が聞こえているのだろうか。

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