三浦春馬
三浦春馬

 連日にわたってワイドショーやネットニュースをにぎわせている東出昌大(32)の不倫騒動。世間からは猛烈なバッシングを浴びているが、“身内”である芸能界からは擁護の声が相次いでいる。

 1月29日には、俳優の三浦春馬(29)が自身のツイッターに「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく」と今回の不倫騒動を想起させる意味深な内容を投稿。「皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか…」といった“東出擁護”ともとれるコメントに、「注目されてなんぼの仕事。都合の良いときだけ見て下さいではむしがよすぎ」「好きだったけどがっかり」「立ち直る言葉をかけるべきは東出ではない」と批判の声が殺到する事態となってしまった。

「三浦は最新作が5月に公開される映画『コンフィデンスマンJP』シリーズで東出と共演しています。仲間のピンチを見かねて警鐘を鳴らしたつもりかもしれませんが、『国力』というワードもかなり唐突感がありますし、“怖い”“どうしたの?”と女性ファンをドン引きさせてしまったようです。子役上がりで十分な演技力もあるのに、今回の件で“使いづらい俳優”というレッテルを貼られないといいのですが……」(芸能プロ関係者)

 三浦以外にも、東出をかばうような趣旨の発言をした芸能人は少なくない。ナインティナイン岡村隆史(49)は、1月23日深夜放送のラジオ番組で「不貞ってこんなにアカンことやったっけ?」「モテるからしゃーない」などと発言。また、ダウンタウン松本人志(56)も、1月26日放送のテレビ番組で「2年も3年も引っ張って、バレてオタオタすんなよとは思う」と東出に釘を刺しつつも、「俺は結婚前に嫁に何度も言ってますから。『俺はそれ(不倫)がない男ではないよ』って。(嫁も)わかっている」と不貞行為そのものについては否定しなかった。

 このほか、小倉智昭(72)、有吉弘行(45)、坂上忍(52)、立川志らく(56)、カンニング竹山(48)なども一様に東出寄りの声を上げており、芸能の世界に身を置くタレントたちと世間との温度差は浮き彫りになる一方だ。

「芸能界において、浮気や不倫は昔から“芸の肥やし”と言われてきました。すねに傷を持っているからこそ、みんな“明日は我が身”という気持ちで、東出をかばう声が多いのかもしれません。でも、今は昔と違ってSNS全盛の時代ですし、許せない、という女性たちの声も世間に届くようになった。特に今回の件は妻・杏さん(33)の妊娠中から3年にわたる不倫という“一夜の過ち”をはるかに超えてしまった例ですから、第三者が口を開くだけ損でしょうね」(前同)

 一方、2月2日放送の情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演した鈴木紗理奈(42)が「(擁護するのは)男ばっかりですよ」「擁護すればするほど、あら? って」とコメント。芸能界の“東出応援ムード”に否定的な見方を示し、「本当にそれ」「もっともです」と女性たちを中心に多くの共感を集めている。

 波紋を広げ続ける東出の「ゲス不倫」問題。もはや世論を巻き込んだ「男の性(さが)を主張する男性」VS「納得できない女性」の様相を呈してきており、事態の収束にはまだまだ時間がかかりそうだ。

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