木村拓哉
木村拓哉

 元SMAP木村拓哉(47)が、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(3月6日公開)にゲスト声優として出演。このコラボに仰天した人も多いだろう。

『映画ドラえもん』シリーズの40作目となる『のび太の新恐竜』は、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会ったことがきっかけで始まる物語。

 木村が演じるのは猿のような姿をした怪しい男・ジル。のび太たちの行動を監視しており、「謎の島」に関する秘密を握っているという。

 2月3日には東京・アバコスタジオで、公開アフレコイベントが行われ、木村も登場し、大きな話題を呼んだ。

 木村は『映画ドラえもん』出演にあたって、「『ドラえもん』50周年を記念した作品に参加させていただくことを、非常に光栄なことだと感じています」と話し、公開アフレコ終了後には「ちょっと恥ずかしいのと、裏側を見られている感じがして、すごく緊張しました」と感想を述べた。

「木村が声優に挑戦するのは、2004年公開のジブリ映画『ハウルの動く城』と、2010年公開のアニメ映画『REDLINE』以来、10年ぶり3度目。これまで出演してきた作品は、大人も楽しめる、むしろ大人向けのアニメ映画でした。ところがここにきて、子どもがターゲットのドラえもんの映画に出演した背景には、ファミリー向けのイメージに“キャラ変”しようという狙いがあるからだとささやかれています」(芸能プロ関係者)

 1月9日発売の『女性セブン』(小学館)では、若い10代のキムタクファンが急増していると報じている。

 記事によると近年、木村は若者の間では「カッコイイおじさん」というイメージで人気になってきており、木村の姿を見たいがために『グランメゾン東京』(TBS系)を視聴していた10代も少なくなかったという。

「SMAP解散以降、木村は俳優業がメインで、バラエティ番組への出演は限られていた。今年1月のソロデビューまで歌手活動もありませんでし。出演する映画やドラマはヒットし、人気は健在ですが、さすがに全盛期に比べ下火になってきているのは否めない。いまやジャニーズの国民的グループといえばだし、元SMAPで事務所から独立した『新しい地図』の3人も、どんどん露出が増えていますからね。

 そこで、子どもや子連れで映画を見にくる親世代に向けて、あらためてキムタクの魅力を感じてほしい、今後は“パパキャラ”で新たな需要を生み出したいという狙いがあるという話ですね」(前出の芸能プロ関係者)

 2月16日には、東京国際フォーラムで『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の試写会イベントが行われる。

「木村はその試写会イベントにも出席予定だといいます。試写会イベントには当然、多くの親子連れが参加する。そこで木村は、参加した親子と交流をし、その画を取材陣に撮らせる予定だといいます。そうして“パパキャラ”をアピールしていくというふうに聞いていますよ」(前同)

“抱かれたい男ナンバーワン”のキムタクが“カッコいいおじさん”になり、さらに“パパキャラ”へと変貌を遂げるのだろうか!?

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