香取慎吾、SMAP大盤ぶるまいの日テレに感謝コメ続出

　新しい地図の香取慎吾（４３）がＭＣを務めた２月１日放送の『欽ちゃん＆香取慎吾の第９７回全日本仮装大賞』（日本テレビ系）で、大ヒット曲『世界に一つだけの花』が流れるなど、ＳＭＡＰファンが感激の涙を流したようだ。

　１９７９年にスタートした『仮装大賞』は、タレントの萩本欽一（７８）が第１回から、香取は２００２年の第６５回から萩本とともにＭＣを務めている。１７年９月に香取がジャニーズ事務所を退所したとき、ファンはＭＣ解任を危惧していたが、日本テレビは同年１０月、香取の起用を明言。その後も同番組のＭＣを務めている。

　まず、今回の放送でＳＭＡＰファンをザワつかせたのは、１０組目に登場した参加者の演目「花唄」で『世界に一つだけの花』が流れたときだった。次々と花に関するヒット曲がＢＧＭに使われる内容で、最後に同曲が流れた瞬間、カメラが演者ではなく香取が目を丸くして驚いている姿を映し出した。

　そして、演目が終了して見事合格点を獲得すると、香取は「良かったわ～。本当に良かった」と演者たちに声をかけた。そこで萩本が「どんな感想を持った？」と問うと、香取は「とっても良かったです」と答えた。

　さらに、萩本は「どこが（良かった）？」と追求。香取が「久しぶりに聞いた『世界に一つだけの花』」とコメントすると、会場に大きな拍手が起こった。この反応に香取は照れ笑いし、「とっても良かったですね。久々に聞いて。まさかここでこういうタイミングで聞くとは！」と驚いてた。

　また、１５組目にお笑いコンビのＡＮＺＥＮ漫才が登場したときのこと。みやぞん（３４）とあらぽん（３４）が不合格の反省コメントをすると、それに続いて、手伝いで参加していた２人の後輩であるお笑いコンビのジャイアントジャイアンのこまたつ（３１）が「欽ちゃん、すみません。お話いいですか？」と手を上げた。

　そこで、萩本と香取がマイクを向けると、こまたつは「小学生の頃に『スマスマ』のコントを見て、お笑い芸人なりたいと思いまして」と、ＳＭＡＰがコントを披露していた人気番組『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』（フジテレビ系）の名前を挙げ、香取に感謝の気持ちを伝えた。

　これを受け、香取はマイクを振って謙遜していたが、みやぞんが「ずっと言ってます。これ本当です」とフォローした。すると、香取は「僕らに憧れて芸人さんになった？　ありがとうございます！」と、頭を下げて感謝し、再び会場に大きな拍手が起こっていた。

　このやりとりを見ていた視聴者は、ツイッター上で「慎吾くんが“僕ら”って言ってくれたのも、５人の気持ちを背負って“ありがとうございます”って言ってくれたのもうれしい」「日テレさん、よくぞ放送してくれましたよね。涙出ちゃいましたよ」などと、大きな反響が寄せていた。

　さらに、この日の朝放送の『ズームイン!!サタデー』（同局系）に萩本と香取が番組の宣伝で登場したときも、ＳＭＡＰファンを喜ばせる場面があった。それは「仮装するなら？」と質問されたときのこと。まず、香取が「欽ちゃんになって生活してみたい」と答えた。

　すると萩本も「香取くんになってみたい」と答えると、「（香取になったら）どさくさにまぎれて、ああいう５人組に入ってみたい」とコメント。ＳＭＡＰの５人を意識した発言に香取は驚いてみたが、ＳＭＡＰファンは「欽ちゃんありがとう！　それ聞いた慎吾の顔がうれしそう」「時間まで５時５５分！　コント５５号と国民的グループ５人組、素晴らしい」などと盛り上がっていた。