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 第2位は、雨上がり決死隊の宮迫博之。

 1989年に蛍原徹とコンビを結成、当初は関西を中心に活動していたが、1999年に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ)に出演したことで注目を集め、全国的に知られていった。『アメトーーク!』(テレビ朝日)など冠番組やレギュラー番組も多く、音楽活動や俳優としても高い評価を得ていた。2017年には不倫疑惑が報じられ、「オフホワイトです」という名言を残したが、2019年6月に一連の闇営業騒動が発覚。活動停止の謹慎処分になった宮迫はロンブーの亮とともに2019年7月20日に自主的に謝罪会見を敢行。その後、所属事務所による契約解除、さらには所属事務所のブラック問題に発展してしまった。そして先日、YouTubeチャンネルを開設し、再びの謝罪と活動の再開を宣言。現在はYouTuberとして活動している。

 YouTubeには賛否両論だが、今回宮迫を選んだ人からは「面白いから。独特のツッコミが好き」(37歳/男性/総務・人事・事務)、「実力は確かだから」(29歳/男性/公務員)、「キレのあるリアクションが見たい」(44歳/男性)、「休業は彼だけが悪いわけでもないと思う」(41歳/女性/主婦)、「許されない部分もあるが、芸能界の体質の部分もあると思うので個人に責任を押しつけるのはどうかと考える。司会やトークの才能はあるのだから何らかの形でまた復帰してほしいと思う」(44歳/男性)、「確かに悪いことをしたが、芸人としては面白い人だったのでもったいないと思うので」(38歳/男性/営業・販売)、「『アメトーーク!』が好きだから」(27歳/女性/主婦)など、擁護する意見が多く見られた。

 そして第1位は、島田紳助氏。

 今回のアンケートで、総数の4分の1以上から名前が挙がった紳助氏。かつて松本竜介とコンビを組み、紳助・竜介でデビューし、漫才ブームをけん引してきた。1985年の解散以降は司会やアイドルのプロデュース、2001年には『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)を企画して大会委員長として審査員も務めた。ますだおかだチュートリアルブラックマヨネーズなど、数多くの漫才師を見出したのも、紳助氏の功績だった。しかし、2011年に暴力団関係者との黒い交際を理由に、8月23日に引退謝罪会見を開催し、けじめをつけるために自らの意志で幕引きを図った。引退後、本人がメディアに出ることはなかったが、今年1月13日にmisonoのYouTubeチャンネルに出演したことが話題になった。

 紳助氏には「面白いから」(57歳/主婦)という理由が圧倒的に多く、他には「あの話術をもう一度聞きたい」(29歳/女性/総務・人事・事務)、「あの人ほど面白いMCはなかなかいない」(19歳/男性/学生・フリーター)、「存在感が別格。少しくらい毒があるほうがいい」(38歳/男性/コンピュータ関連技術職)、「あの軽快なトークは素晴らしい。あと売れていない芸人を売り出す力がすごかったから」(48歳/男性))、「番組が面白い証拠にまだMCをしていた番組が残ってる」(52歳/男性/会社経営・役員)という人たちもいた。

 今回のYouTube出演についても、「これを見て、久しぶりにテレビ番組で見てみたいと思いました」(53歳/男性)、「話術は相変わらず素晴らしく、最近テレビに出ているタレントがつまらない人ばかりになってきているので、どうしても期待してしまう」(55歳/男性)という意見もあった。

 ちなみに次点としては、第5位には元女優の堀北真希の名前が挙がっていた。他にも、チュートリアルの徳井義実、元TOKIO山口達也、上岡龍太郎、成宮寛貴など票が集まっていた。活動休止、引退にはそれぞれの理由があるが、また活躍する姿が見てみたい!

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/

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