■『ポツンと』の猛追でトップから陥落

『祭り企画』のヤラセ報道が出て以降、『イッテQ!』の視聴率も低下。それまで日曜20時のバラエティといえば同番組の独壇場だったが、昨年2月にはテレビ朝日の『ポツンと一軒家』に視聴率トップの座を明け渡し、以降、後塵を拝してきた。『女性セブン』によると、宮川はこの状況に心を痛めていたという。

 日本テレビで仕事をする放送作家は話す。

「記事にもありますが、宮川さんは“今の自分があるのはすべて『祭り企画』のおかげ”、“命を懸けてやっている”と常々話していたといいます。

 また、ヤラセ報道直後の2018年11月の番組収録の際、本番前にチーフプロデューサー以下、番組の幹部数人と宮川さんとで話し合いがもたれたんですが、その中で宮川さんは“『祭り企画』を今後やらないのなら、僕は番組を降板します”と決意を明かしたといいます。こういった宮川さんの熱い思い応えるため、内村さんも立ち上がったようですね」

 ヤラセ報道のあった『祭り企画』を復活させるとなると、当然視聴者からの批判も予想され、スポンサーとの調整も必要となってくる。

「番組関係者が一丸となって関係各所と何度も話し合いを重ねた上、しっかりと準備を進め、ついに復活に至ったようです」(前出の放送作家)

 新たな『祭り企画』の放送予定日は2月16日。“お祭り男”宮川は、1月25日にアメリカ・コロラド州で開催された「フルーツケーキ飛ばし祭り」に参加したという。

「宮川さんの奮闘ぶりは現地メディアでも取り上げられたといいます。待望の企画復活ですが、今のところ大々的に告知をせず、さりげなく放送する予定。これは内村さんと宮川さんの考えだと『女性セブン』では伝えていますね。約1年半ぶりの『祭り企画』復活は、業界関係者の間でも話題になっていますよ。『ポツンと一軒家』に加え、今年はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』も強い。『イッテQ!』とすれば心強いエースの復活となるのではないでしょうか」(前同)

 名物企画の復活で、再び『イッテQ!』が日曜20時を席巻することになるのだろうか!?

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