2月6日、合成麻薬を所持していたとして麻薬取締法違反の罪に問われていた沢尻エリカ被告(33)に対し、東京地裁は懲役1年6か月執行猶予3年の判決を言い渡した。
昨年11月の沢尻逮捕後には、さまざまなスポーツ紙、週刊誌などで、薬物使用疑惑が浮上している芸能人の名前が飛び交った。
1月9日の『東スポWeb』では、現在30代で、過去には『NHK紅白歌合戦』に出場したこともある国民的女性アイドルグループの元メンバーXが、大麻使用で逮捕間近だと報じた。
さらに1月16日発売の『女性セブン』(小学館)でも、グループ在籍時から“お騒がせキャラ”として知られ、脱退後も男女間のトラブルなどが報じられたことがある、元国民的アイドルが大麻使用で逮捕も秒読みだと伝えている。
「どちらの記事も、同一の人物を指していると思われますが、実名で名指しをされたわけではないのに、ある元大物アイドルが突如、真っ向から否定したのには驚きました」(芸能記者)
『女性セブン』の記事が出た2日後の1月18日、元モーニング娘。の加護亜依(31)がツイッターを更新。
「私の事を示唆する内容の記事が出ているとのことで、びっくりしてます」と述べ、「そーゆー事とは一切無関係なので、スルーしておこうと思いましたが、家族のために私の言葉をネット社会に残して置きます。皆さま、あれは私ではありません。私は薬物とは一切関係ありません」(原文ママ)と、“元国民的アイドル”は自分ではないと完全否定したのだ。
芸能プロ関係者は話す。
「加護は昨年8月、当時の所属事務所からマネージメント契約を解除されています。契約解除の理由については明らかになっていませんが、事務所サイドが、“マネージメント提携契約上弊社としては合意できない点があり話し合いを重ねて参りました”と明かしたため、さまざまな憶測を呼びました」
この事務所は、2月5日付で、元モー娘。の市井紗耶香(36)とも業務提携契約を解除したことが明らかになっている。
「かつての事務所から契約解除された加護ですが、実は新事務所入りの話が進んでいたんです。ところがそれが件の一部報道もあってか、契約寸前で、話がなかなか進まなくなってしまったというんです。まあ、沢尻の一件もそうですが、“タピオカ恫喝”の木下優樹菜(32)や、お笑い芸人の闇営業問題など、各芸能事務所は所属タレントの素行に相当敏感になっていますからね。
加護との契約を検討していた新事務所も、“万が一”のことを考えてためらっているのかもしれません。最終的な落とし所として、加護はその新事務所本体との契約ではなく、業務委託か個人契約というかたちで提携することになるのではといわれていますが……」(前出の芸能プロ関係者)
契約解除、薬物に関するウワサ完全否定など、いまだに話題が絶えない元モー娘。加護亜依。新事務所との話が進めば、これまで以上の活躍が見られるのだろうか?