■新たな派閥“滝沢派”が誕生?
記事によると、2009年から活動していたSnow Manを「売れない」と見ていた故ジャニー喜多川氏に対し、滝沢は「新メンバーを導入しては?」などと、何度もデビューを提案していたという。
「そこで、京本政樹(61)の息子の京本大我(25)やジェシー(23)など、Jr.時代から人気が高かったメンバーを抱えるSixTONESと抱き合わせることで、Snow Manはデビューに至ったと『週刊文春』では伝えています。また、滝沢氏がジャニーズアイランド社長に就任してから、不祥事への厳罰化も始まったといいます」(芸能記者)
神田沙也加(33)との不倫疑惑が報じられた秋山大河(28)は今年1月に、そして未成年喫煙が発覚したジャニーズJr.内ユニット・7MEN侍の五十嵐玲央(18)は、昨年5月に退所している。
「昨年、ファンとのベッド写真が流出したHiHi Jetsの橋本涼(19)と作間龍斗(17)は、2019年内の活動自粛処分が下され、滝沢氏から“次はない”と勧告を受けたといいます。橋本と作間の不祥事に、藤島ジュリー恵子社長は“スルーしてもいい”という方針でしたが、滝沢氏の判断で厳罰処分が下ったといいます。
自分が推してきたJr.はゴリ押しデビューさせる一方で、Jr.を統率するには社長であるジュリー氏の方針も覆す。滝沢氏の事務所内での権限は日に日に増大していて、ジャニー氏亡き今、“滝沢くんに嫌われたらデビューできない”と、多くのJr.たちが感じていると『週刊文春』では報じています」(前出の芸能記者)
ジャニーズ事務所に近い芸能プロ関係者は話す。
「かつてジャニーズ事務所内の派閥は、嵐、TOKIO、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、KAT-TUNなどをはじめとする“ジュリー派”、そしてSMAP、Kis-My-Ft2、山下智久(34)をはじめとする、元SMAPチーフマネージャーのI女史が率いる“I女史派”が2大派閥だとされてきました。
ところが、I女史が『新しい地図』の3人とともに事務所を去り、I女史派は消滅。KinKi KidsやSexy Zoneを推していたジャニー氏も逝去し、ジャニーズ事務所内の派閥はなくなりました。ところが、滝沢氏が副社長に就任し、強権を振るうようになった。デビューを目指すJr.たちを中心に、新たな派閥“滝沢派”ができる可能性も考えられます」