小泉進次郎
小泉進次郎

 永田町のプリンス、小泉進次郎環境大臣(38)に厳しい逆風が吹いている。「以前は内閣の方針にも異論を唱えるなど、政界の革命児、さらには“ポスト安倍”候補の最右翼だった進次郎氏ですが、昨年の滝川クリステルさんとの結婚&妊娠発表以降、その地位を揺るがす報道が続いてます。特に、女子アナ合コンを開くほどの無類の女子アナ好きで、手を出すばかりか、交際の時期がかぶっている“二股疑惑報道”は、清廉なイメージからかけ離れていたこともあり、世間からの目が厳しくなりましたね」(全国紙政治部記者)

 昨年12月には、15年に実業家の女性と不倫密会をしていたホテル代を、政治資金から支出していたとの“政治資金不正利用疑惑”報道もあった。フリーライターの横田一氏は次のように語る。「国会や会見では、“法令に従って適正に処理している”と話すばかりで、説明責任を果たしていないように思えます。疑惑について説明逃れを続けるのは、森友問題のときに“平成政治史の大事件”と自分が批判していた安倍首相と同じ。結局同じか、という思いが支持離れを加速させているのではないでしょうか」

 人気回復の切り札は、育休の取得とその延長だが、「進次郎氏は育休については、答弁や会見でかなりの時間をかけて説明しています。国際社会では当たり前となっている“男性の育休”について、“私の育休が海外メディアで取り上げられるのは、それだけ日本が世界から遅れていることの表れ”と話していました。それでもタイミングが悪すぎた。“疑惑隠し”のためのアピールに見えてしまいますよ」(前同)と、一発逆転の策も不発の見通し。女性の尻を追いかけている進次郎氏の株は下がりっぱなしだ。ある永田町関係者は、こう話す。「進次郎氏の父で元総理の小泉純一郎氏も、なかなかの女性好きだった。それでも総理になると、一切の女断ちをして、“今は右手が恋人です”と仰天発言をしていたこともあった。女断ちができた純一郎氏と、次々と“女性問題”が多く噴出する進次郎氏。“性事”では父親超えをしたということですかね(笑)」

 とはいえ、そんな進次郎氏にも起死回生の“奥の手”があるという。「1月21日に行われた会見で、日本の石炭火力発電所輸出について、“推進するべきではない”という強い姿勢を見せていました。これは現政権の進める方針とは異なります。進次郎氏は官僚からの説明と実態が異なっていることにも触れており、以前の自分の目で見て考えたことを、政府方針と異なっていても信念を貫く姿勢が見えましたね」(前出の横田氏)

 すっかり“永田町の暴れん棒将軍”を襲名してしまった感のある進次郎氏。プリンスとして返り咲くことはできるのか!?

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