■“禁断移籍”小川彩佳も……?
1月24日付の『デイリー新潮』では、『news23』(TBS系)のMCを務めている小川彩佳(34)の名前が、新聞などの番組表「ラテ欄」から消えたと報じている。
昨年まで、たとえば12月24日のラテ欄では「news23 小川彩佳 1年ぶり日韓首脳会談▽家族を残して日本へ出稼ぎ外国人の里帰り」といったように『news23』の次には、MCの小川の名前の記載があった。
「ところが年明け以降は、ラテ欄から“小川彩佳”の名前がなくなっているんです。小川といえば、昨年4月にテレビ朝日を退社し、6月からライバル局の『news23』のMCに就任。これまでは、辞めた局アナが他局の番組を担当するまで、1年は間を空けるのが業界の慣例といわれていました。小川アナのように民放のアナが退社してわずか2か月で、他局のキャスターに就任するなど異例中の異例。テレ朝の上層部は、『news23』と小川アナに激怒していると聞こえてきています。
そんな“禁断移籍”を強行したにもかかわらず、『news23』の平均視聴率は3~4%と低迷。小川アナはTBS内で肩身のせまい思いをしているかもしれませんが、ラテ欄から名前を外されたことで、さらに焦りを感じているのではないでしょうか。小川アナに対しては、“看板番組を取られた”とTBS局アナも憤っているといい、彼女が結果を出すために残された時間はそう長くはないでしょうね」(民放キー局ディレクター)
元フジテレビアナウンサーの加藤綾子(34)は昨年4月より、夕方の報道番組『Live News it!』のMCを務めている。
「『Live News it!』は、同時間帯視聴率トップの『news every.』(日本テレビ系)をはじめ、2位争いをしている『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)、『Nスタ』(TBS系)からも、大きく水をあけられてしまっています。同番組のカトパンの出演料は、1日約90万円ともささやかれています。平日週5本ということは、1週間で450万円。年間だとざっと2億円超という計算になりますが、これはやはりなかなかの金額。
フジテレビは映画事業やグループ会社の不動産事業は好調ですが、本業ともいえるテレビ事業は視聴率が低迷し、不振が続いています。各番組は上層部から年間2~3億円の経費削減を指示されているといいますから、カトパンのギャラはまさにその金額。フリーアナウンサーのクビを切って、自社の局アナを起用する、そうしたことも検討されていると聞こえてきていますね……」(前出の民放キー局ディレクター)
写真集60万部の大ヒットの元TBSアナウンサー・田中みな実(33)といった成功者がいる一方、夏目、小川、加藤の3人のように、苦境に立たされているアラサーフリー女子アナも少なくないようだ。