■草なぎや宮迫など人気芸能人も参入

「それだけではないでしょう。パーセンテージは所属先によりますが、事務所に所属しているYouTuberは、マネジメント料として売り上げの約20%を事務所に持っていかれます。確かに、YouTuberを始めたばかりのクリエイターであれば、動画制作などのノウハウや、有名YouTuberとのコラボ企画など、事務所に所属するメリットはかなりある。

 ただ、木下ほどのトップYouTuberであれば、すでに十分な認知度を獲得していますし、チャンネル登録者は木下個人をフォローしているわけですから、事務所を退社してもその後の活動への影響は大してない。いわゆる芸能人が所属する芸能事務所には、スケジュール管理だけでなく、タレントを売り込むための営業活動やスキャンダル対策までケアしてくれる場合もある。ただ、そういったことがほとんどなければ、20%持っていかれることに不満を感じているYouTuberは少なくないでしょう」(前出のライター)

 最近では、本田翼(27)、新しい地図草なぎ剛(45)、雨上がり決死隊宮迫博之(49)、川口春奈(25)、江頭2:50(54)など、芸能界からのYouTube参入が相次いでいる。

「特に江頭2:50は凄いですよね。チャンネル開始2週間で登録者数は150万人超えですからね。一方で、2人組YouTuberユニットのヴァンゆんのように、YouTuberでありながら大手芸能事務所に所属する例も出てきました。今までトップYouTuberになれば安泰だとされてきましたが、有名芸能人の参入やYouTuberのテレビ進出などで、日本のYouTube業界は激変期を迎えています。木下を筆頭に、チャンネル登録者数の多い人気YouTuberが、それぞれ、今後の身の振り方を考えているのではないでしょうか」(前同)

 YouTube業界再編の波は、芸能界にも大きな変化をもたらしそうだ。

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