(左より)東出昌大、唐田えりか
(左より)東出昌大、唐田えりか

 ここ何年か、ワイドショーを騒がせている 不倫騒動。今年は、東出昌大唐田えりか鈴木杏樹喜多村緑郎の不倫報道に注目が集まった。最近ではそうした報道が出るとすぐに、ネットに罵詈雑言があふれ、テレビ局やスポンサーへ彼らの出演に対するクレームを入れる視聴者も多い。一番の被害者は配偶者に裏切られた妻だが、当事者たちも報道後は針のむしろだろう。これだけ不倫報道が続くと、不倫をしていない人のほうが稀なのではないかという気さえしてくる。そこで今回は、10~50代の女性200人に「不倫(浮気)」の経験について聞いてみた。

「あなたはこれまでに不倫(浮気)をしたことがありますか?」という質問に対し、「ある」と答えた人は32人、「ない」と答えた人は168人。200人中、16%の女性は、不倫(浮気)の経験があるという。この割合が多い少ないかは別として、「やっちゃった人」は、その行為についてどう思っているのだろうか。

 多かったのは、「好きになったら仕方がない」という声。「本人同士の問題だから。熱い思いでそのときを一生懸命過ごしているのなら、嘘偽りはなくてそれでいいと思う。その関係を解消したときはまた切替えて元の生活に戻ればいいと思う」「あまり良いことではありませんが、好きになったら仕方ないと思う」「悪いことなのは分かっているけど、好きになったものは仕方がない。でも、するならバレないようにしてほしい」「するからには死ぬまでバレないようにする。好きと言う感情に素直なだけです。必ず互いがイーブンであること、どちらかが本気になったらピリオドを打つ」「自分が納得いくまでつきあえばいいと思うが、将来はないので時間をムダにしていると思う」「スリルのあるロマンスを知っている人は、色気もあるし充実していていいと思う。どちらもわがままにならなければ」といった割り切った考えをしている人が大半だった。

 また経験者であっても「不倫はダメ」と思う人も少なくなく、「当事者のときは自分の過ちも肯定してしまっていたが、それと同じくらい否定もし、罪悪感もある。しかし、離れてみて考えれば、道徳観の欠如や浮気をされて裏切られたと思っているサイドの気持ちになり、傷をつけることはやはり罪だと思っている」「自分は間違いなく浮気するな、と分かっている奴は結婚しなきゃいいのに、と思います。結婚してなきゃ、こんな騒ぎにはならなかった」「裏切り行為であって許されることではない」と、自身の行為の過ちを認めていた。

 一方で「事者の問題なので、第三者が批判すべきではない」「他人に迷惑をかけなければ、私には関係ないこと」「別にどうも思わない」「数回限りだったので、そんなには思い出さない。遊びだったので思い入れがなかったのだと思う」と後ろめたさは感じないという人もわずかだがいた。

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