２０２０年２月１８日、ツイッターのトレンドに俳優の江口洋介（５２）の名前が上がった。その理由は、和月伸宏による同名マンガを原作にした実写映画『るろうに剣心 最終章 Ｔｈｅ Ｆｉｎａｌ／Ｔｈｅ Ｂｅｇｉｎｎｉｎｇ』で、江口が元新選組三番隊組長にして、主人公の宿敵である斎藤一役を続投する、と報じられたためだ。
「江口洋介やったー！」や「この役は江口洋介さんじゃないとね」など、これまで公開された『るろうに剣心』３作すべてに出演している江口の続投を喜ぶ声が多いものの、別な意見も聞こえてきているという。
「江口さんが演じる斎藤一はメインキャラクターである緋村剣心と因縁があり、重要かつ人気のあるキャラクターです。漫画での人気も抜群で、人気がゆえに江口さんが斎藤一を演じるのに疑問を持つファンもいるようです」（青年漫画誌編集者）
歓迎する声に混じって、「江口洋介がるろ剣の一番のミスキャストなんじゃ」といった声も見られるのだが、こうした声もねじ伏せてしまう力が江口にはあるようだ。
「役と合ってないという声をかき消すくらいの、江口さんの圧倒的なカッコ良さが作品のファンの心をつかんでいます」（前出の青年漫画誌編集者）
「“江口洋介は斎藤一という役”に向いてないと思うけど、“江口洋介の斎藤一という役柄”は好きです」や「江口洋介が斎藤一かと聞かれたら全然違うとは思うんだけど江口洋介の画面の支配力とか雰囲気とかもろもろを総合すると江口洋介がやってる斎藤一は好きみたいななんかそういうのあるよね」など、ネットでは評価するコメントが語られているのだ。
「それほど役とシンクロはしていなくても、ファンの心をつかむとはさすがとしか言えません。ほかの俳優なら批判が殺到した可能性もありますが、自身の外見の魅力とまとうオーラで、多くの支持を集めてしまう江口さんの凄さが表れています」（前同）
５２歳になってもまったく衰えることのない江口のカッコ良さ。これからも新たなファンを作っていくはずだ。
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