■2時間特番で555万円!?

 放送作家は話す。

「石橋さん、みのさん、“平成”のテレビ界を牽引した両者のレギュラーがゼロになる、というのはひとつの時代の終わり。転換期に来ていることを感じますね」

 フジテレビの黄金期を支えた最盛期の石橋のギャラは、最低1本500万円だったと『女性自身』では伝えている。

「80年代後半から90年代初頭、さらに2004年から2010年まで、フジテレビが視聴率3冠王の常連になれたのは、とんねるず、そして石橋さんの力も大きかったといえるでしょう。当然、ギャラも抜群に高く、『みなさんのおかげでした』のギャラは、とんねるず2人で1本あたり888万円だったともいわれています。

 かつてはゾロ目のギャラもありましたね。“8チャンネル”のフジテレビだけに、888万円という金額になったのかもしれません。ただ、とんねるずの2人は、番組の企画から携わっていましたから、タレントとしてだけではなく、番組ブレーンとしてのギャラも含めての金額だったと思います」(前出の放送作家)

 みのは2004年と2005年の「長者番付芸能人の部」では第1位を記録。2006年には、「1週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者(21時間42分)」としてギネス・ワールド・レコーズにも認定されている。

「全盛期のみのさんは各局から引っ張りだこで、司会者として頂点を極めました。もちろんギャラも破格で、みのさんが1日ロケで、もう1日はスタジオ収録の2日拘束の2時間特番のMCを務めた際のギャラは、555万円だったというから驚きですよね。ただ、テレビ離れが進むこのご時世、どのテレビ局でも大幅な制作費削減が叫ばれています。石橋さんの『たいむとんねる』のギャラも1本100万円だったと『女性自身』では報じていますが、それでも高いと判断され、番組の打ち切りが検討されているのでしょう。

 テレビ朝日系では、ビートたけしさん(73)がMCを務める『名医とつながる!たけしの家庭の医学』が、3月末で打ち切りになると言われています。たけしさんは、同番組以外にもレギュラーを多数抱えていますが、芸能界でもトップクラスの高額ギャラで、昨年、事務所を移籍した際には各局と値上げ交渉を行い、各局の担当者が頭を抱えていた、とも聞こえてきています。石橋さん、みのさんの次はたけしさん……というのは、なくはない話ですよ……」(前同)

 栄華を極めた大御所たちが去り、テレビ界も新たな時代へと進んでいくのだろうか――。

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