高見沢俊彦
高見沢俊彦

 2019年2月に公開され、周囲の予想を裏切る、興行収入40憶円近い大ヒットとなった映画『翔んで埼玉』。今年の2月8日にフジテレビ系で完全ノーカットで地上波初放送され、平均視聴率16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した同作に、とんでもない騒動が持ち上がっている。

 舞台となったのは、2月14日に行われたTHE ALFEEの高見沢俊彦(65)のソロライブ『Takamiy 2020 Metal Valentine‘sDay』。そのMCで、高見沢は驚くべき発言をしたという。居合わせていた音楽関係者が語る。

「高見沢さんはMCで、久しぶりに行った親戚の集まりで、親戚のおばちゃんたちに“トシちゃんトシちゃん見たわよー”と、『翔んで埼玉』のことを言われた、というエピソードを語りはじめました。同作が地上波で放送された直後だったからかもしれませんね。それで“出演料いくらもらったのー?”と聞かれたそうなんですが、高見沢さんは“アレ、ノーギャラなんですよ!”と、衝撃の事実を明らかにしたんです!」

『翔んで埼玉』は『パタリロ!』で知られる魔夜峰央の、埼玉を徹底的にディスった同名漫画が原作の映画。主演はGACKT(46)と二階堂ふみ(25)だが、映画に登場した高見沢の雄姿は、観た人なら誰もが覚えているはずだ。

YOSHIKIにも無許可!? ネタにされた出身地対決

「公開前からあのGACKTが高校生を演じている点や、どこまでも埼玉県をディスった思い切ったな世界観が話題を呼んでいました。“踏み絵ならぬ踏み草加せんべい”、“海なし県なのに埼玉県産サザエを捕ろうとする一族”、“熊谷は群馬じゃないのか?”などなど、あまりの暴言の数々に、公開前に監督と二階堂ふみら出演者が埼玉県知事に謝罪に行ったほどです(笑)」(映画ライター)

 この作品では終盤、長年にわたり埼玉県と対立関係にあり、東京にすり寄っている“おもしろ半島”千葉県と一騎打ちをするのだが、ここで埼玉県蕨市出身の高見沢と、千葉県館山市出身のX JAPANのYOSHIKIが登場したのだ。

「川を隔てて埼玉・千葉の軍勢が対峙。千葉県がYOSHIKIの写真を掲げてきたので、埼玉はライブ本数で日本記録を持つ高見沢俊彦の写真を掲げて対抗。さすがの高見沢の迫力に、千葉県側のリーダーも“嫌いじゃない!”と圧倒されていました。他にも埼玉からは竹野内豊(49)と反町隆史(46)、千葉からは桐谷美玲(30)と真木よう子(37)など、そうそうたる顔ぶれが登場しています。ちなみに、YOSHIKIさんは映画公開前日の2019年2月21日にツイッターで“なにこれ。。びっくり。。許可した?まーいいか。笑”とツイートしています」(前出の映画ライター)

 この場面は何度もCMなどで放送されており、

「高見沢さんは、ライブのMCで“セリフがあって初めて『出演』になるわけです。だから出演じゃないの。それなのに、CMとかで使われてるのはYOSHIKIとオレばっかり! 人としてどうかと思うよ!”なんて嘆いてました(笑)。とはいえ、全部ひっくるめて、高見沢さんの観客を楽しませるトークの一環だと思いますけどね」(前出の音楽関係者)

『翔んで埼玉』の続編では、ぜひ高見沢をメインキャストで起用してもらいたい!!

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