■中居&城島、2人のリーダーも

 ジャニーズ事務所から3月末で退所することを発表したばかりの元SMAPのリーダー中居正広(47)も、過酷な幼少時代を送ってきたことを明かしている。

「中居は5人家族でしたが、育った家は4畳ほどの部屋が2つあるだけで、1つの部屋で家族全員が寝ていたそうです。その名残か、今も“ダブルベッドの間に挟まって寝るのが好き”とも話しています(笑)。

 また、食事に困ることも日常的にあったようで、過去には番組などでお腹を満たすためにご飯に水道水をかけてかさ増しした“水かけご飯”を食べていたエピソードを披露しています。共演者たちが“水かけご飯”に渋い顔をする中、中居だけは“うめ~!”と嬉しそうに食べていたのが印象的でしたね」(女性誌記者)

 中居は14歳のときにジャニーズ事務所に入所し、2年後にSMAPのメンバーに選出。国民的スターになった今でも、幼少期をともにした地元の友達や家族のことを何よりも大切にしているという。

「小学校のときに両親が離婚し、父親に引き取られた中居ですが、両親にはかなりの額の仕送りや高級バッグ、高級車といったプレゼントを贈っていたそうです。自分たちのために必死で働いてくれたこと、育ててくれたことについて、両親への感謝の思いはいまだに彼の中にあるんでしょうね。芸能界に入ってからも周囲への配慮を欠かさないのは、幼少期の体験があるからなのかもしれません」(前出の女性誌記者)

 TOKIOのリーダー・城島茂(49)も、ジャニーズ事務所に入所する前は、経済的にかなり過酷な生活を送っていたという。

「城島が小学生のときに両親が離婚して、母1人子1人の生活が始まりました。生活はかなり苦しかったようで、野菊をお浸しにして食べたこともあったそうです。さらに夜逃げ同然で引っ越しを繰り返していたため、友達もできず、城島は不登校、そして引きこもりになってしまったといいます。

 そんな孤独な城島を変えたのが、偶然見かけた少年隊の『仮面舞踏会』だったんです。芸能界に入って今の苦しい生活を変えたい、という思いで城島はジャニーズ事務所に入所。今やTOKIOは、若い世代のみならず、すべての世代から愛される人気グループになりましたよね。さらに昨年9月にはタレントの菊池梨沙(24)と結婚し、第1子を授かりましたから、今後もますます活躍を期待してしまいますよね」(前同)

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